【外壁塗装】シーリング(コーキング)のひび割れ・剥がれは危険!打ち替え作業の全工程と重要性をプロが徹底解説
皆様こんにちは。長野県諏訪地域に密着し、「朝から笑顔」をモットーにお住まいの健康を根本からお守りしている外装リフォーム専門店あさがお塗装です。
ご自宅の外壁(サイディングボード)の継ぎ目や、窓サッシの周りにあるゴム状のパッキン。これらを建築用語で「シーリング」または「コーキング」と呼びます。
外壁塗装のご相談をお受けする際、多くのお客様が「外壁の汚れや色あせ」を気にされますが、プロである私たちが現場調査で最も厳しく、真っ先にチェックするのがこの「シーリングの状態」です。
なぜなら、シーリングの断裂やひび割れ(クラック)、剥がれを放置することは、建物にとって致命的な雨漏りや構造体の腐食(家の寿命を縮める致命傷)に直結するからです。
本日は、なぜ家にシールが存在するのか、切れるとどうなるのかという根本的な疑問にお答えするとともに、実際の現場写真を用いて「完璧なシーリング打ち替え作業の4ステップ」を包み隠さず公開いたします。外壁塗装を検討されている方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
1. そもそも、なぜ家の外壁に「シール」があるのか?2つの重大な役割
現在の日本の住宅において主流となっている「サイディングボード(パネル状の外壁材)」は、工場で作られた板を現場で貼り合わせて作られます。そのため、板と板の間には必ず「隙間(目地)」が生まれます。
この隙間を埋めているシーリングには、建物を守るための「2つの重大な役割」があります。
役割①:建物を揺れから守る「クッション(緩衝材)」
家は、地震の揺れや、強風、さらには大型トラックが近くを通った際の振動などで常に微小に揺れています。また、気温の変化によって外壁材自体がわずかに膨張と収縮を繰り返しています。
もし外壁が1枚の硬い大きな板でできていたら、こうした動きに耐えきれず、すぐに割れてしまいます。ゴム状のシーリングが隙間にあることで、動きに合わせて伸び縮みし、外壁材同士がぶつかって割れるのを防ぐ「クッション」の役割を果たしているのです。
役割②:雨水の侵入を防ぐ「防水パッキン」
もう一つの役割が、雨水が建物の内部へ侵入するのを防ぐ防水機能です。お風呂場やキッチンの水回りに打たれているコーキングと同じように、外壁の隙間をピッタリと塞ぐことで、雨風をシャットアウトしています。
2. ひび割れ・剥がれ…シールが切れると何が良くないのか?(恐怖の連鎖)
シーリング材は、毎日紫外線を浴び続けることで、ゴムに含まれる「可塑剤(かそざい:柔らかさを保つ成分)」が抜け、徐々に硬くひび割れていきます。輪ゴムが古くなるとプチッと切れてしまうのと同じ原理です。
この断裂や剥がれを放置すると、建物に以下のような「恐怖の連鎖」が起こります。
切れたシーリングの隙間から雨水が侵入します。サイディングボードの表面は塗装で守られていますが、「断面」には防水性がありません。
断面から水を吸い込んだ外壁材は、晴れた日に乾燥して収縮します。これを繰り返すことで外壁材自体が反り返ってしまいます。さらに諏訪地域のような寒冷地では、吸い込んだ水分が冬に凍って膨張し、外壁材をボロボロに破壊する「凍害(とうがい)」を引き起こします。
わずかな隙間に入り込んだ水は、「毛細管現象」によって建物の奥深くへと吸い込まれていきます。壁の裏側にある防水シートの劣化を早め、最終的には家の骨組みである柱や土台といった「躯体(くたい)」を腐らせてしまいます。
連鎖③:「シロアリ」の発生雨漏りによって湿気を帯び、柔らかく腐朽した木材は、シロアリにとって最高のごちそうです。外壁の隙間を放置した結果、シロアリを呼び寄せ、家が倒壊の危機に瀕するというケースは決して珍しくありません。
「たかがゴムのひび割れ」ではありません。シーリングの劣化は、建物の死活問題に直結するのです。
3. 現場レポート!あさがお塗装の「シーリング打ち替え作業」の4ステップ
外壁塗装を行う際、私たちがどれほどシーリング工事に時間と技術を注ぎ込んでいるか。実際の現場写真とともに、完璧な「打ち替え作業」の4ステップをご紹介します。
まずは、カッターナイフを使って古く硬くなったシーリングを根こそぎ撤去します。外壁材の断面(小口)に古いゴムが残っていると新しいシールが密着しないため、削ぐようにして綺麗に取り除きます。
目地の両側に青いマスキングテープで養生をした後、「プライマー」と呼ばれる専用の接着剤をハケでたっぷりと塗布します。これが不十分だと、数年ですぐにシールが剥がれてしまうため、絶対に手を抜けない工程です。
コーキングガンという専用の道具を使い、空気が入らないように注意しながら、目地の奥からたっぷりと新しいシーリング材を打ち込んでいきます。
専用のヘラを使って表面を平らに均し、外壁材とシーリング材をしっかりと圧着させます。マスキングテープを剥がせば、隙間のない美しく強靭な目地の完成です。この上から外壁塗装を行うことで、シーリング材が紫外線から守られ、さらに長持ちします。
4. 【重要】絶対に知っておくべき「その他の大事なこと」
シーリング工事において、お客様にぜひ知っておいていただきたい「業者の技術と誠実さ」を見極めるための重要なポイントを2つお伝えします。
シーリング工事には、古いものを撤去する「打ち替え」と、古いものの上から足すだけの「増し打ち」があります。
サッシ周りなど構造上撤去が難しい場所を除き、外壁の板と板の間の目地(板間目地)は、絶対に「打ち替え」を行わなければなりません。
悪徳業者や手抜き業者は、コストと手間を省くために板間目地に「増し打ち」を提案することがありますが、厚みが確保できず、古いシールと一緒に数年ですぐに剥がれ落ちてしまいます。
先ほど「シーリングはクッションの役割」と説明しました。このゴムが地震の揺れで伸び縮みするためには、両サイドの外壁材だけに接着し、奥の底面には接着させない「2面接着」にする必要があります。
もし奥の底面まで接着してしまう(3面接着)と、シーリングがガッチリと固定されて引っ張れなくなり、揺れに対応できず真ん中から引き裂かれてしまいます。これを防ぐために、目地の奥には「ボンドブレーカー(絶縁テープ)」や「バックアップ材」を入れ、確実に2面接着を構築する知識と技術がプロには求められます。
さらに、諏訪地域の強い紫外線や厳しい冬の寒暖差に耐えるため、あさがお塗装では一般的なアクリル系やウレタン系ではなく、高耐久な「変成シリコン系」や、塗料の耐用年数に合わせたハイクラスなシーリング材(オート化学工業製のオートンイクシードなど)の選定にも徹底的にこだわっています。
5. まとめ:シーリング工事は塗装の命!劣化を見つけたら早めのご相談を
本日は、外壁のシーリング(コーキング)の役割と劣化リスク、そしてプロの打ち替え作業の全貌について解説いたしました。
どんなに最高級の塗料を壁に塗っても、その隙間を埋めるシーリング工事に手を抜けば、建物はすぐに雨漏りを起こし、寿命を縮めてしまいます。「シーリング工事こそが塗装の命」と言っても過言ではありません。
ご自宅の外壁をぐるりと回って見てください。
・目地のゴムにひび割れ(クラック)が入っている
・ゴムが縮んで、外壁材との間に隙間(剥がれ)ができている
・触ると手が白くなる(チョーキング)、またはカチカチに硬くなっている
このような症状が見られたら、それは家からの「防水切れのSOSサイン」です。
大切なマイホームの骨組みが腐食してしまう前に、正しい知識と技術を持った地元・諏訪のあさがお塗装へ、ぜひ一度無料診断をご依頼ください。
シーリングのひび割れ・外壁塗装のご相談は「あさがお塗装」へ
「目地のゴムが切れているけれど大丈夫かな?」「相見積もりで『増し打ち』と言われたけれど不安…」
建物の構造とシーリング材の特性を知り尽くした一級塗装技能士が、お客様のお住まいの状態を徹底的に診断し、長寿命化を実現する「正しい打ち替えプラン」をご提案いたします。
現地調査・ドローン診断・お見積もりはすべて無料です。
【主な対応エリア】
長野県:諏訪市、茅野市、岡谷市、下諏訪町、富士見町、原村(諏訪6市町村)
山梨県:北杜市全域(明野、須玉、高根、長坂、大泉、白州、武川、小淵沢)
地域密着 あさがお塗装
長野県知事許可(般-1)第25821号 / 1級塗装技能士所属
建築物石綿含有建材調査者 / 二等無人航空機操縦士


