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あさがお塗装からのお知らせ

【諏訪市】サイディングの意匠を活かす「表し打ち」シール工法|高圧洗浄後の2液型変性シリコン打ち替え
【諏訪市】サイディングの意匠を活かす「表し打ち」シール工法|高圧洗浄後の2液型変性シリコン打ち替え

【諏訪市】サイディングの意匠を活かす「表し打ち」シール工法|高圧洗浄後の2液型変性シリコン打ち替え

更新日:2026年3月30日 | カテゴリー:施工事例 / 外壁塗装の基礎知識 / 諏訪市
長野県諏訪市 サイディング外壁のシール打ち替え 表し打ちによる美しい仕上がり
長野県諏訪市にて施工中の外壁リフォーム。サイディングの模様と色に完璧に調和した、美しい「表し打ち」によるシールの仕上がりです。

皆様こんにちは。長野県諏訪地域(諏訪市、茅野市、岡谷市など)を中心に、建物の構造を熟知した一級塗装技能士による、長寿命で美しい外装リフォームを提供している「あさがお塗装株式会社」です。

本日は、長野県諏訪市にて進行中のサイディング外壁リフォーム工事より、防水の要となる「シール(コーキング)打ち替え工事」の現場レポートをお届けいたします。

以前のブログ(茅野市玉川の現場)では、「高圧洗浄を行う前にシール処理を行う理由」について解説いたしましたが、今回の諏訪市の現場では、逆の工程である「高圧洗浄の『後』にシール処理」を行っております。「現場によってなぜ工程の順番が変わるのか?」というプロの判断基準について、本記事で詳しく紐解いていきます。

さらに今回の最大の見どころは、サイディングボードの持つ美しい意匠(デザインや色合い)を最大限に活かすための「表し打ち(あらわしうち)」と呼ばれる高度な施工方法と、それを支える最強の材料「2液型変性シリコン」の採用です。

多彩模様のサイディングや、意匠性の高い外壁のメンテナンスをご検討中のオーナー様にとって、仕上がりの美しさと防水性を両立させるための非常に重要な知識となります。ぜひ最後までご一読ください。

1. プロの判断:なぜ今回は「高圧洗浄の後」にシールを打つのか?

外壁リフォームにおいて、「高圧洗浄」と「シール打ち替え」のどちらを先に行うべきか。これは、建物の劣化状況と採用する工法によって、現場ごとにプロが的確に判断しなければならない重要なポイントです。

洗浄の「後」にシールを打つ理由

前回の茅野市の現場のように、既存のシールが激しく破断し、外壁内部に雨水が直接吹き込む危険性が高い場合は「洗浄が先」に行われます。

しかし、今回の諏訪市の現場では、既存のシール材に硬化やひび割れは見られるものの、内部の防水シート(二次防水)まで達するような致命的な破断はありませんでした。このようなケースでは、「高圧洗浄を先に行う」のが基本かつ最適な手順となります。

なぜなら、先に高圧洗浄を行うことで、目地(サイディングボードの隙間)に長年蓄積した泥汚れ、苔、チョーキングの粉などを完全に洗い流すことができるからです。不純物が一切ない「綺麗な下地」を作ってから新しいシール材を打ち込むことで、シール材本来の強力な密着力を100%引き出し、長期間剥がれない防水層を形成することが可能になるのです。

2. デザインを殺さない!「表し打ち(化粧打ち)」とは何か?

シール打ち替えの工法には、大きく分けて「先打ち(シールの後から外壁塗料を塗る)」と「後打ち(外壁塗装の後にシールを打つ)」があります。今回採用したのは、後者にあたる「表し打ち(あらわしうち)」または「化粧打ち」と呼ばれる工法です。

外壁の色に合わせて、シール材そのものを「仕上げ」とする

一般的な単色での塗りつぶし塗装であれば、シールを打った上から同じ色の塗料を塗ってしまう「先打ち」が主流です。しかし、レンガ調や石積み調、あるいは複数の色が混ざった「多彩模様サイディング」の場合、上から単色の塗料を塗ってしまうと、せっかくの美しい模様が塗り潰されて消えてしまいます。

このような意匠性の高い外壁(クリヤー塗装仕上げなどを含む)の場合、シールの目地だけが違う色で目立ってしまわないよう、外壁の色に限りなく近い色に調色されたシール材を使用し、シールそのものを最終的な仕上げ(むき出しの状態)とする「表し打ち」を行います。

この工法は、上に塗料の保護膜(塗膜)が乗らないため、シール材そのものに極めて高い耐久性と耐候性が求められます。

3. 妥協なき下地処理:プライマー塗布による密着力の最大化

それでは、実際の諏訪市の現場での施工手順を見ていきましょう。「表し打ち」は仕上げの美しさがダイレクトに見えるため、より一層の緻密な作業が求められます。

サイディング目地にマスキングテープを貼り、プライマーを塗布する様子
古いシールを完全に撤去した後、目地の両側にマスキングテープを貼り、専用の「プライマー(接着剤)」をたっぷりと塗布しています。

「3面接着」を防ぎ、「2面接着」を確保する

古いシール材をカッター等で綺麗に撤去(打ち替え)した後、目地の両側に紫色のマスキングテープを真っ直ぐに貼ります。

続いて、ハケを使って「プライマー」と呼ばれる接着剤を目地の側面に塗布していきます。サイディングの目地は、建物の揺れに合わせて動くため、シール材もその動きに合わせて伸縮しなければなりません。もし目地の「底面」まで接着してしまう(3面接着)と、シール材がうまく伸び縮みできずに破断してしまいます。
そのため、底面には接着させず、側面の2面のみに強力に接着させる「2面接着」の原則を厳守してプライマーを塗布します。

4. 【現場レポート】2液型変性シリコンの充填と「ヘラ押さえ」の職人技

プライマーが乾燥したら、いよいよ最高峰のシーリング材である「2液型変性シリコン」を充填していきます。

なぜ「2液型変性シリコン」なのか?

表し打ち(むき出し)となるシール材は、直接紫外線を浴び続けるため、安価な材料では数年でひび割れてしまいます。
「2液型変性シリコン」は、主剤と硬化剤を現場で正確に撹拌(かくはん)して化学反応させることで、圧倒的な耐久性と柔軟性を発揮します。塗装による保護がない「表し打ち」の工法においても、10年以上にわたって雨水の侵入を防ぎ続ける強靭な防水材です。

コーキング材を充填し、専用のヘラで表面を平滑に仕上げる職人技
専用のコーキングガンで2液型変性シリコンを充填し、職人が専用のヘラを使って表面をなめらかに押さえて(仕上げて)いきます。

美しさを決定づける「ヘラ押さえ」とテープ剥がし

充填したシール材の内部に空洞(気泡)が残らないよう、そして外壁面とフラットになるように、専用のヘラを使って上から下へと一定の力で押さえていきます。

そして、シール材が硬化し始める前に、両側のマスキングテープを慎重に剥がします。このテープを剥がすタイミングと角度が、仕上がりのラインの美しさを決定づけます。

表し打ちによるシール打ち替えの完了写真 サイディングと見事に調和した目地
マスキングテープを剥がした後の仕上がりです。サイディングの色と見事に調和したベージュ系のシール材が、美しいラインを描いています。

5. 諏訪市の「凍結融解」から家を守るシールの重要性

諏訪市は冬の冷え込みが非常に厳しい寒冷地です。もしサイディングの目地に隙間が空いたまま冬を迎えると、そこに侵入した雨水や雪解け水が夜間に「凍結(氷になって体積が膨張)」し、昼間に「融解(水に戻る)」するという現象を繰り返します。

この「凍結融解」は、硬いサイディングボードを内側から破壊し、反りや割れを引き起こす致命的な原因となります。
あさがお塗装が実践する「古いシールの完全撤去(打ち替え)」「高圧洗浄による不純物の除去」、そして「2液型変性シリコンによる強固な2面接着」。これらすべての工程は、諏訪市の過酷な気候から大切なお住まいを守り抜くための、絶対に必要な防衛策なのです。

6. まとめ:外壁材のポテンシャルを引き出す最適な工法選択

本日は、長野県諏訪市での外壁リフォームより、高圧洗浄後のシール打ち替えと「表し打ち(化粧打ち)」の工程について解説いたしました。

外壁塗装や防水工事には、「どんな家にも当てはまる絶対の正解」というマニュアルはありません。建物の劣化状況、サイディングの柄や意匠性、そして地域の気候風土を総合的に判断し、現場ごとに「最適な工法(洗浄が先かシールが先か、先打ちか表し打ちか)」を選択する能力こそが、プロの専門業者に求められる真の価値です。

写真でご覧いただいたように、サイディングの色に合わせて見事に調和した美しい目地が完成いたしました。あさがお塗装株式会社は、これからも一級塗装技能士の知識と技術を総動員し、お客様の家の美観と寿命を最大化する実直な施工をお約束いたします。

諏訪地域のサイディング塗装・目地補修は「あさがお塗装」へ

「外壁の目地がひび割れている」「お気に入りのレンガ調の外壁を1色で塗り潰したくない」
そのようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度あさがお塗装にご相談ください。建物の状態に合わせ、意匠性を活かすクリヤー塗装や表し打ちなど、最適なプランをご提案いたします。

現地調査・劣化診断・お見積もりはすべて無料です。

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フリーダイヤル 0120-21-3340

【主な対応エリア】
長野県:諏訪市、岡谷市、茅野市、下諏訪町、富士見町、原村、塩尻市、松本市など
※その他の近隣エリアについても柔軟に対応いたします。

あさがお塗装株式会社
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長野県知事許可(般-1)第25821号 / 1級塗装技能士所属