【茅野市】屋根塗装の下地処理|4種ケレンと「ファインプライマーⅡ」による完璧なサビ対策
皆様こんにちは。長野県諏訪地域(諏訪市、茅野市、岡谷市など)を中心に、見えない下地処理に徹底的にこだわる一級塗装技能士の店「あさがお塗装株式会社」です。
長かった厳しい冬も終わりを告げ、茅野市周辺でも徐々に春の陽気を感じられるようになってまいりました。塗装職人にとって、この季節の移り変わりは非常に大きな意味を持ちます。
特に屋根塗装において最大の敵であった「朝露(あさつゆ)」が降りなくなったことは、施工の品質と効率を劇的に向上させます。冬場は朝露や霜によって屋根が濡れており、完全に乾燥するお昼前まで塗装作業に入れない日が続きますが、現在は朝から最適な乾燥状態でスムーズに作業を進めることができています。
本日は、絶好の塗装日和の中、茅野市にて進行しております金属屋根(トタン・板金屋根)の塗装プロジェクトより、屋根の寿命を決定づける「4種ケレン作業」と、日本ペイントの高性能錆止め塗料「ファインプライマーⅡ(黒錆色)」を用いた下塗り工程について、現場の最新写真とともに詳しく解説いたします。
屋根のサビや色あせでお悩みの方は、プロがどのようにしてサビの進行を食い止めているのか、ぜひその裏側をご覧ください。
目次
1. 塗装の寿命は「ケレン」で決まる。屋根に行う「4種ケレン」とは?
屋根塗装において、高圧洗浄の次に行うのが「ケレン(素地調整)」と呼ばれる作業です。ケレンとは、英語の「クリーン(Clean)」がなまったものと言われており、塗装する面を綺麗に整える工程を指します。
サビの状況によって変わるケレンの「種別」
ケレン作業は、サビの進行度合いによって1種から4種までの等級に分けられています。
- 1種・2種ケレン: サビが極めて激しく、電動工具などを使って金属の地肌が完全に露出するまで削り落とす大掛かりな作業です。
- 3種ケレン: 発生しているサビ(活膜以外の部分)を部分的に削り落とす、一般的な塗り替えで最も多い作業です。
- 4種ケレン: サビがほとんど発生していない、あるいは軽微な状態の屋根に対して行う作業です。
今回の茅野市の現場では、屋根材のサビの発生が少なく、既存の塗膜が比較的しっかりと残っている状態(活膜)であったため、「4種ケレン」を採用しました。
写真のように、研磨材(マジックロンや研磨パッド)を用いて、屋根の表面に付着したチョーキング(白亜化した粉)や微細な汚れを、手作業で丁寧に擦り落としていきます。
2. 見えない微細な傷が塗料を密着させる「アンカー効果」
「サビがないなら、ケレンは不要なのでは?」と思われるかもしれませんが、それは大きな間違いです。4種ケレンには、汚れを落とすこと以上に重要な「目荒らし(めあらし)」という目的があります。
金属屋根の表面はツルツルしているため、そのまま上から塗料を塗っても、密着力が弱く数年でテープのように剥がれてしまいます。
そこで、ケレンパッドで表面を擦り、目には見えないレベルの「微細な傷(凹凸)」を無数につけます。この凹凸に、後から塗る塗料(サビ止め)が流れ込んで固まることで、まるで船のイカリ(アンカー)を下ろしたように塗膜がガッチリと屋根に固定されます。これを「アンカー効果」と呼びます。
この地道な「擦る」作業を屋根全体に妥協なく行うことで、初めて10年、15年と剥がれない強靭な塗装の土台が完成するのです。
3. 強力な防錆力!日本ペイント「ファインプライマーⅡ」の塗布
ケレン作業で下地が完璧に整った後、いよいよ塗料を塗る工程へと入ります。金属屋根の塗装において、下塗り材として絶対に欠かせないのが「錆止め(サビ止め)塗料」です。
今回採用したのは、日本ペイントの弱溶剤1液変性エポキシ樹脂さび止め塗料「ファインプライマーⅡ」です。
サビは、金属が「水」と「酸素」に触れることで発生します。ファインプライマーⅡに含まれるエポキシ樹脂は、金属への付着性が極めて高く、屋根材の表面に強力なバリア(塗膜)を形成します。このバリアが水と酸素の侵入を完全に遮断し、長期間にわたってサビの発生と進行を強力に抑え込みます。
写真のように、雪止め金具の周辺や板金の継ぎ目など、サビが発生しやすい急所にも、ローラーとハケを使い分けてたっぷりと規定量を塗布していきます。
4. なぜサビ止めに「黒錆色」を選ぶのか?(プロの色彩戦略)
錆止め塗料といえば、昔ながらの「赤サビ色(ベンガラ色)」を想像される方が多いかもしれません。しかし今回、あさがお塗装が選定したのは「黒錆(くろさび)色」のファインプライマーⅡです。
上塗り塗料の色を最大限に美しく発色させるため
錆止め塗料の色選びは、「次に塗る上塗り塗料の色」によって決定します。
もし上塗りに「黒」や「ダークブラウン」「ネイビー」といった濃い色を塗る予定の場合、下塗りに赤サビ色の錆止めを塗ってしまうと、赤い色が下から透けてしまい、上塗りの美しい発色を邪魔してしまう(隠蔽性が悪くなる)ことがあります。
逆に、今回のように下塗りに「黒錆色」を使用しておけば、濃い色の上塗り塗料が持つ本来の深みと艶を、100%引き出すことが可能になります。私たちは、最終的な仕上がりの美しさから逆算して、下塗り材の色まで緻密に計算しています。
5. まとめ:朝露のない好条件で、最高の屋根塗装をお約束します
本日は、茅野市の屋根塗装現場より、4種ケレンによる下地調整と、ファインプライマーⅡを用いた錆止め工程について解説いたしました。
冒頭でも触れました通り、朝露が降りなくなった現在の気候は、塗料の密着不良(水分による膨れや剥がれ)のリスクを大幅に下げる、まさに塗装のベストシーズンです。
太陽の熱を浴びてしっかりと乾燥した屋根に、丹念にケレンを施し、エポキシ樹脂の錆止めをたっぷりと染み込ませる。この基本にして究極の工程を実直にこなすことが、茅野市の過酷な自然環境からお客様の家を守る唯一の方法です。
この後、錆止めが完全に乾燥したのち、さらに中塗り、上塗りと高耐候性の屋根用塗料を塗り重ねていきます。完成まで、引き続き安全第一で最高の品質を追求してまいります。
茅野市・諏訪地域の屋根のサビ・色あせのご相談はあさがお塗装へ
「屋根のサビが目立ってきた」「前回の塗装から10年以上経っている」
屋根はご自身では見えにくい場所だからこそ、プロの目による定期的な点検が必要です。手遅れになって雨漏りが発生する前に、ぜひ一度ご相談ください。
一級塗装技能士による現地調査・劣化診断は無料です。
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