【諏訪市】会社倉庫の塗床(薄膜塗装)工事|サンダー目荒らしとエポキシ樹脂「床雅」が創る強靭な床面
皆様こんにちは。長野県諏訪地域(諏訪市、茅野市、岡谷市など)を中心に、一般住宅の外壁塗装から、法人様の工場・倉庫における大規模な特殊塗装までを幅広く手掛けている「あさがお塗装株式会社」です。
本日は、長野県諏訪市内に位置する法人様の倉庫にて着工いたしました、「塗床(ぬりゆか)薄膜塗装工事」の現場レポートをお届けいたします。
工場や倉庫のコンクリート床は、フォークリフトや重量台車の頻繁な走行、重量物の落下、あるいは油や薬品の飛散など、建物の中で最も過酷な環境にさらされる部分です。コンクリートむき出しの床(素地)のままでは、摩擦によって「防塵(ぼうじん:コンクリートの粉が舞い上がる現象)」が発生し、保管している大切な商品や精密機械に悪影響を及ぼす可能性があります。
そこで必要となるのが、コンクリートの表面を強靭な樹脂の膜でコーティングする「塗床工事」です。今回は、優れた耐久性とコストパフォーマンスを両立する「薄膜(はくまく)塗装」の工法を採用し、下地処理から仕上げに至るまでの緻密なプロセスを、現場の施工写真とともに詳しく解説いたします。
自社工場や倉庫の環境改善、安全対策をご検討中の経営者様・施設管理者様にとって、施工業者の技術力を見極めるための重要な指標となる内容です。ぜひ最後までご一読ください。
目次
1. 倉庫・工場に必須の「塗床(防塵塗装)」とは何か?
塗床(ぬりゆか)とは、コンクリートの床面に専用の樹脂塗料を塗布し、用途に応じた機能(耐摩耗性、耐薬品性、防滑性など)を付加する工事のことです。特に倉庫において最も重要な目的は「防塵(ぼうじん)」です。
コンクリートは一見硬く見えますが、タイヤの摩擦や歩行によって表面が少しずつ削れ、目に見えない微細なセメントの粉塵(ホコリ)が空中に舞い上がります。この粉塵は、従業員様の健康を害するだけでなく、製品への異物混入(コンタミネーション)の重大な原因となります。
塗床塗装を行うことで、コンクリート表面を樹脂の被膜で完全に密閉し、粉塵の発生をゼロに抑えることができます。さらに、油汚れなどが染み込まず清掃が容易になるため、常に清潔で安全な作業環境(5S活動の推進)を維持することが可能になります。
2. 工程1:塗膜の剥がれを防ぐ「オービットサンダーによる目荒らし」
塗床工事において、仕上がりの寿命(塗膜が剥がれないかどうか)の9割は、塗料を塗る前の「下地処理」で決まると言っても過言ではありません。
なぜ床を「削る」必要があるのか?
現場に到着した職人が最初に行うのは、電動工具である「オービットサンダー」を用いた床面の研磨作業です。この作業を専門用語で「目荒らし(めあらし)」と呼びます。
ツルツルに仕上げられたコンクリート(金ゴテ仕上げ)の上に、そのまま塗料を塗っても、表面が滑らかすぎて塗料が引っかからず、台車が通っただけですぐにテープのように剥がれてしまいます。
サンダーで表面を研磨することで、長年の油汚れや脆弱な層(レイタンス)を削り落とすとともに、コンクリート表面に「目に見えない微細な傷(凹凸)」を無数につけます。この無数の傷に塗料が流れ込んで硬化することで、アンカー(錨)のように塗膜を床に強力に固定する「アンカー効果」が得られ、剥がれにくい強靭な塗床が実現するのです。
3. 工程2:コンクリートを強化する「含浸シーラー」と「プライマーS」
目荒らしと入念な清掃(掃除機掛け)が終わった後、下塗り工程へと進みます。今回の諏訪市の倉庫では、コンクリートの状態に合わせて「含浸(がんしん)シーラー」と「プライマーS」という2段階の下塗り材を塗布する徹底した仕様を採用しています。
① 含浸シーラー(内部強化)
サラサラとした液状の含浸シーラーを塗布します。これは表面に膜を作るのではなく、コンクリートの微細な隙間から「内部の奥深く」へと浸透していきます。内部で硬化することで、スカスカになっていたコンクリートの表層部をガッチリと固め、素地そのものの強度を回復させます。
② プライマーS(表面接着力の向上)
シーラーが乾燥した後、さらに「プライマーS」を塗布します。これは、強化されたコンクリートと、この後に塗る上塗り塗料(エポキシ樹脂)とを強力に結びつける「両面テープ」の役割を果たす接着剤です。
ひび割れ(クラック)の事前補修
写真の床面を見ると、白い稲妻のような線が走っているのが確認できます。これは、コンクリートに発生していた「クラック(ひび割れ)」に対して、事前にエポキシ樹脂パテ等で補修(ひび割れ埋め)を行った跡です。この処理を怠ると、上から塗装をしても再び同じ場所からひび割れが表面化してしまうため、見逃すことのできない重要な下地処理の一つです。
4. 今後の工程:過酷な摩擦に耐えるエポキシ樹脂「床雅」の2工程仕上げ
完璧な下地が完成した後は、いよいよ床を保護し美観を与える「上塗り」の工程へと移ります。
今回、仕上げ用の塗料として採用したのが、大同塗料株式会社の溶剤型エポキシ樹脂塗料「床雅(ゆかみやび)」です。この塗料を「中塗り」と「上塗り」の計2工程で塗り重ね、規定の膜厚を形成していきます。
なぜ倉庫の床には「エポキシ樹脂」なのか?
塗床材には、アクリル、ウレタン、エポキシなど様々な樹脂の種類があります。その中で、工場や倉庫の屋内に最も適しているのが「エポキシ樹脂」です。
- 卓越した耐摩耗性と耐荷重性: エポキシ樹脂は硬化すると非常に硬く、強靭な被膜を作ります。フォークリフトの旋回や、重量のあるパレットを載せたハンドリフトの走行による強烈な摩擦にも耐えうる強度を持っています。
- 優れた耐薬品性と耐油性: 機械油や薬品がこぼれても塗膜が溶けにくく、ウエス等で簡単に拭き取ることができます。
- 強力な密着力: 下地(コンクリート)への接着力が非常に高いため、薄膜塗装であっても剥がれにくいという特性があります。
写真のように、職人が長柄のローラーを用いて、適切な塗布量を守りながら均一に広げていきます。硬化剤を混ぜて使用する「2液型」であるため、塗料が固まる前に迅速かつ正確に作業を進める職人のスピードと技術が要求されます。
5. 長野県の寒冷な気候における塗床の品質管理
エポキシ樹脂などの2液型塗料は、気温によって硬化(化学反応)のスピードが大きく変化します。諏訪市を含む長野県の寒冷な気候においては、この「温度管理」が施工の品質を直撃します。
気温が低すぎると塗料が正常に硬化せず、強度が発現しない(硬化不良)リスクがあります。あさがお塗装では、施工時の気温や床面の表面温度を正確に計測し、季節に応じた硬化剤の選定や、適切な乾燥時間(インターバル)を厳格に管理しています。
「ただ塗るだけ」ではなく、塗料の化学的な特性と地元の気候風土を熟知しているからこそ、カタログスペック通りの強靭な床面をご提供できるのです。
6. まとめ:法人様の資産を守る、あさがお塗装の塗床技術
本日は、諏訪市の会社倉庫における塗床薄膜塗装の現場より、サンダーによる目荒らしからエポキシ樹脂塗料「床雅」による仕上げに至るまでのプロセスを解説いたしました。
倉庫や工場の床は、企業の生産活動を足元から支える重要な「資産」です。劣化した床を放置することは、清掃コストの増大や、作業員の安全性低下、製品品質への悪影響など、目に見えない多大なロスを生み出します。
あさがお塗装株式会社は、休業日を利用した短工期での施工や、エリアを区切っての分割施工など、法人様の稼働状況に合わせた柔軟な施工計画をご提案いたします。一級塗装技能士が現場を直接管理し、下地処理から一切の妥協を排した高品質な塗床工事をお約束いたします。
工場・倉庫の床塗装(塗床工事)は専門業者にお任せください
「フォークリフトが通る場所の塗装がすぐに剥がれてしまう」「コンクリートの粉塵で商品が汚れて困っている」
法人様が抱える床のお悩みに対し、現状の床材と用途(歩行のみか、重量車両が通るか等)に合わせた最適な樹脂と工法をご提案いたします。
現地調査・仕様のご提案・お見積もりは無料です。
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