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【茅野市】大成パルコンの外壁塗装|パーフェクトトップ(ND-184)中塗り工程の重要性
【茅野市】大成パルコンの外壁塗装|日本ペイント「パーフェクトトップ(ND-184)」中塗り工程で築く究極の耐候性

【茅野市】大成パルコンの外壁塗装|日本ペイント「パーフェクトトップ(ND-184)」中塗り工程で築く究極の耐候性

更新日:2026年3月4日 | カテゴリー:施工事例 / コンクリート(PC)住宅塗装 / 塗料の基礎知識
長野県茅野市 大成パルコン パーフェクトトップ(ND-184)による外壁の中塗り施工風景
長野県茅野市にて施工中の大成パルコン。微弾性フィラーによる下塗りを終え、日本ペイント「パーフェクトトップ(ND-184)」による中塗りが進行中です。

皆様こんにちは。長野県諏訪地域(諏訪市・茅野市・岡谷市・下諏訪町・富士見町・原村)を中心に、建物の構造を熟知した一級塗装技能士による高品質な外装リフォームを提供している「あさがお塗装株式会社」です。

現在、長野県茅野市にて施工中の「大成パルコン(壁式プレキャスト鉄筋コンクリート造)」の外壁塗装プロジェクト。前回は、コンクリート特有のひび割れ(ヘアクラック)やピンホールを埋め尽くし、強靭な防水の土台を作る「微弾性フィラーによる下塗り」の重要性をお伝えいたしました。

下地が完璧に整った外壁は、いよいよお客様が選ばれたカラー(顔料)と、建物を紫外線から守る特殊な樹脂が含まれた主材を塗布する工程へと進みます。外壁塗装の仕上げは「中塗り」と「上塗り」の2回の工程に分けられますが、本日はその1回目にあたる「中塗り」の現場レポートをお届けします。

今回、お客様の外壁を守る塗料として採用したのが、現在の塗装業界における最高傑作の一つ、日本ペイントの「パーフェクトトップ」です。そして、大成パルコンの重厚な石積み調デザインを最も美しく引き立てるカラーとして「ND-184」が選ばれました。

「なぜ同じ塗料を2回も塗る必要があるのか?」「パーフェクトトップの何がそんなに優れているのか?」。本記事では、塗装の耐久性を決定づける中塗りのメカニズムと、最新塗料の科学的なテクノロジーについて、プロの視点から徹底的に解説いたします。

1. 外壁塗装における「中塗り」の本当の目的とは

下塗りを終えて真っ白になった外壁に対し、お客様が選んだ色を塗っていく作業。塗装工事の工程表には必ず「中塗り」と「上塗り」という項目が存在します。なぜ、一度で色を塗ってしまわずに、わざわざ2回に分けて塗るのでしょうか。

塗膜の「厚み(膜厚)」を確保し、耐久性を引き出すため

塗料メーカーがカタログで公表している「耐用年数(例:12年〜15年)」は、決められた量の塗料を、決められた厚みで外壁に塗布した場合にのみ発揮されます。この厚みのことを「膜厚(まくあつ)」と呼びます。

液体の塗料をローラーで1回塗っただけでは、メーカーが要求する十分な膜厚を確保することは物理的に不可能です。無理に1回で厚く塗ろうとすれば、塗料が垂れてしまい見栄えが悪くなります。そのため、まずは「中塗り」で均一な層を作り、それが完全に乾燥した後、さらに「上塗り」を重ねることで、初めて強靭で分厚いバリア(塗膜)が完成するのです。

ムラのない美しい発色を実現するため

下塗り材の白色や、元の外壁の色を完全に隠し(これを「隠蔽性」と呼びます)、お客様が選んだ色を100%正確に発色させるためにも、中塗りと上塗りの2ステップは欠かせません。中塗りは、美しい上塗りを完成させるための「最終的な土台作り」という極めて重要な意味を持っています。

2. 採用塗料:日本ペイント「パーフェクトトップ」の圧倒的性能

今回、過酷な自然環境にさらされる大成パルコンの外壁を守るために選定したのが、日本ペイントの1液水性ラジカル制御形ハイブリッド高耐候性塗料「パーフェクトトップ」です。

現在、日本国内の住宅塗装において最もシェアが高く、プロの職人からも圧倒的な支持を得ているこの塗料。その理由は「価格(コスト)」と「耐久性(パフォーマンス)」のバランスが、これまでの塗料の常識を覆すレベルで優れている点にあります。

パーフェクトトップの3大特長
  • シリコングレードを超える高耐候性: 従来の一般的なシリコン樹脂塗料の耐用年数が約10年程度であるのに対し、パーフェクトトップはフッ素樹脂塗料に迫る「約12年〜15年」という長い耐候性を誇ります。
  • 優れた低汚染性(親水化技術): 塗膜の表面が水になじみやすい性質(親水性)を持っているため、外壁に付着した排気ガスや砂埃などの汚れの下に雨水が入り込み、自然に汚れを洗い流してくれます。
  • 防藻・防かび機能: 日当たりの悪い北面や、湿気の多い環境下でも、建物の美観を損なう藻やカビの発生を強力に抑制します。

3. 科学が実証する「ラジカル制御技術」のメカニズム

パーフェクトトップが、シリコン塗料と同等の価格帯でありながら、それ以上の寿命を発揮できる最大の理由が「ラジカル制御技術」です。少し専門的な話になりますが、外壁塗装を検討する上で非常に重要な知識です。

塗膜を破壊する犯人「ラジカル」とは?

塗料を白く着色したり、淡い色を作ったりするために、塗料の中には「酸化チタン」という顔料が含まれています。この酸化チタンに太陽の紫外線が当たると、「ラジカル」という非常に不安定で攻撃的なエネルギー分子が発生します。

このラジカルが、塗料の主成分である樹脂(アクリルやシリコンの結合)を次々と破壊してしまいます。その結果、塗膜が分解されて白い粉となって表面に現れます。これが、外壁を触ると手が真っ白になる「チョーキング(白亜化)現象」の正体です。

ラジカルを発生させず、封じ込めるテクノロジー

パーフェクトトップは、この劣化の根本原因にアプローチしました。
第一に、特殊な酸化チタンを使用することで、紫外線を吸収してもラジカルそのものを発生させにくくしています。第二に、万が一ラジカルが発生してしまった場合でも、その周りを「高密度シェル」というバリアで包み込み、樹脂を破壊させないように封じ込めます(光安定剤の働き)。

この科学的なアプローチにより、紫外線が強烈な茅野市のような高地においても、外壁のチョーキングを長期間にわたって防ぎ、建物を守り続けることができるのです。

4. 選定カラー「ND-184」の魅力と景観への調和

塗料の性能と同じくらい重要なのが「色選び」です。今回、お客様とのお打ち合わせとカラーシミュレーションを重ねた結果、日本ペイントの標準色である「ND-184」に決定いたしました。

パーフェクトトップND-184を中塗りした玄関ドア周辺 玄関ドア周辺の塗装風景。ND-184の落ち着いた色合いが重厚感を与えます。

品格と温かみを兼ね備えたアースカラー

ND-184は、少し黄みと赤みがかった落ち着いた「アイボリー・ベージュ系」のカラーです。真っ白な外壁は汚れが目立ちやすく、逆に色が濃すぎると太陽光を吸収して外壁の温度が上がりやすくなります。
ND-184のような淡いアースカラーは、長年の砂埃や雨だれ汚れが最も目立ちにくい、非常にメンテナンス性に優れた実用的なカラーです。

また、茅野市から望む八ヶ岳の自然や、四季折々の風景にスッと溶け込む温かみを持っています。大成パルコンの外壁には立体的な「石積み調」の意匠が施されていますが、ND-184を塗布することで、本物の切り石のような自然な風合いと、コンクリート住宅ならではの重厚感がより一層引き立ちます。

5. 【現場レポート】茅野市大成パルコン邸・中塗りの施工風景

それでは、実際に中塗りが進行している現場の様子をご覧ください。微弾性フィラーで真っ白だった下地の上に、ローラーを使ってND-184を丁寧に塗り重ねていきます。

1階掃き出し窓周辺のパーフェクトトップ中塗り作業
1階の大きな掃き出し窓の周辺。窓ガラスを塗料から守るビニール養生の直線が、職人の技術の証です。

意匠性(パターン)を活かすローラー技術

大成パルコンの外壁の凹凸(石積み調パターン)の奥底まで、塗料をしっかりと行き渡らせる必要があります。ただ強く押し付ければ良いというものではなく、模様を潰してしまわないように、適切な毛丈のローラーを選定し、塗料を均一に配る職人の腕が問われます。

窓周りや玄関ドア周辺など、ローラーが入りきらない細かい隅の部分(入隅)は、先にハケを使って丁寧に塗り込んでおく「ダメ込み」という作業を行ってから、全体をローラーで仕上げていきます。

バルコニー周辺の中塗り完了状況
バルコニーの外壁および内壁の中塗りが完了。この後、完全な乾燥を待って最終工程の上塗りへと進みます。

6. まとめ:規定塗布量の厳守が「15年後の安心」を創る

本日は、茅野市での大成パルコン外壁塗装より、パーフェクトトップを用いた「中塗り」工程の重要性と、塗料の科学的なテクノロジーについて解説いたしました。

写真をご覧いただくと、中塗りの段階ですでに十分に美しく仕上がっているように見えるかもしれません。しかし、これで終わりではありません。メーカーが定めた「規定塗布量(1缶あたりで塗れる面積)」を厳格に守り、必要な膜厚を構築するためには、この中塗りが完全に乾燥した後に、もう一度同じ塗料を重ねる「上塗り」を必ず行う必要があります。

悪質な業者は、この中塗りの工程を省いて「下塗り+上塗り」の2回で済ませたり、塗料を規定以上に水で薄めて塗る(シャブシャブにする)ことで材料費を浮かそうとします。塗った直後は綺麗に見えても、数年後には必ず色あせや剥がれといったトラブルが発生します。

あさがお塗装は、お客様の目に直接触れない「塗布量の管理」と「乾燥時間の順守」を徹底し、塗料の性能を100%引き出す正直な施工をお約束いたします。
次回はいよいよ、外壁塗装の最終仕上げとなる「上塗り」の様子をお届けする予定です。美しい大成パルコンの完成を、ぜひ楽しみにお待ちください。

コンクリート住宅の長寿命化・外壁塗装のご相談はあさがお塗装へ

大成パルコンやRC造など、コンクリート住宅には特有の劣化症状と、それを防ぐための専門的な塗装技術が必要です。
「そろそろ塗り替え時期かもしれない」「塗料の種類が多すぎてどれが良いかわからない」という方は、ぜひ一度私たちにご相談ください。

現地調査・劣化診断・お見積もりはすべて無料です。

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