【店舗塗装の裏側】エニタイムフィットネス様の大規模内装塗装|春の訪れとともに進む塗料搬入とプロの材料選定を徹底解説
皆様こんにちは。長野県諏訪市を拠点に、地域密着の住宅塗装から、長野県・山梨県全域にわたる大規模商業施設の店舗塗装までを専門に手掛けている「あさがお塗装株式会社」です。
厳しい寒さが続いた信州の冬もようやく峠を越え、最近では小春日和を思わせるような、うららかな暖かい日差しが差し込む日が増えてまいりました。現場で作業にあたる職人たちにとっても、春めいてきたこの季節の移ろいは、作業効率の向上と塗料の良好な乾燥を促す非常にありがたいものです。
さて本日は、現在進行形で進んでおります、24時間営業のフィットネスジム「エニタイムフィットネス」様の新規店舗改修工事に関する裏側(材料手配と施工管理)の様子をレポートいたします。
弊社は大変ありがたいことに、店舗設計・施工会社様(いわゆる店舗屋さん)から絶大な信頼をいただき、これまでにも長野県・山梨県において何件ものエニタイムフィットネス様の内装・外装塗装を担当させていただいております。
今回は、あさがお塗装の本社風除室(エントランス)にうず高く積み上げられた「出番を待つ大量の上塗り塗料」の写真とともに、フィットネスジムという特殊な環境にどのような塗料が選ばれ、どのように現場へ供給されているのか、その緻密なロジスティクスと材料選定の秘密を徹底的に解説いたします。
多店舗展開を支える施工協力業者をお探しの元請け企業様や、店舗の耐久性・安全性に関心をお持ちのオーナー様にとって、非常に有益な専門情報となっております。ぜひ最後までお読みください。
目次
1. 本社風除室に待機する圧倒的な量の「上塗り材」
まずは、こちらの写真をご覧ください。あさがお塗装本社の風除室に所狭しと並べられた大量の一斗缶(18リットル缶)の山です。
これらはすべて、現在進行中のエニタイムフィットネス様の新店舗工事で使用される「内装用の上塗り材」や「床用塗料」、そしてジョイント部分のパテ処理材です。
一般的な戸建て住宅の外壁塗装であれば、おおよそ10缶前後で事足りますが、数百平方メートルに及ぶフィットネスジムのスケルトン(コンクリートむき出しの状態)からの全面改修となると、このように膨大な量の塗料が必要となります。
現在、現場ではすでに先行して搬入された「下塗り材(シーラーやプライマー)」による下地作りが急ピッチで進められています。この写真の塗料たちは、下地が完璧に整った後、いよいよ店舗に命を吹き込む最終仕上げの工程で現場へと運ばれていきます。
2. なぜ現場ではなく自社に保管するのか?(プロの施工管理術)
「これだけの量の塗料を、なぜ最初から現場に搬入しないのか?」と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。実は、これこそが商業施設工事における「施工マネジメント(工程管理)」の重要なポイントなのです。
他業種が交錯する現場の「スペース確保」
オープン前の店舗工事現場では、私たち塗装職人だけでなく、軽天屋(LGS・ボード張り)、電気工事、空調・設備工事、内装クロス屋など、多種多様な業者が同時進行で作業を行っています。
そのような限られたスペースの現場に、最終工程で使用する大量の上塗り塗料を最初から置いてしまうと、他業種の作業の大きな妨げになってしまいます。最悪の場合、資材の移動中に塗料缶を破損させてしまったり、ホコリや汚れが混入してしまうリスクもあります。
あさがお塗装では、元請け様である設計施工会社や現場監督と綿密な打ち合わせを行い、現場の進捗状況をリアルタイムで把握しています。「下塗りが完了し、上塗りの工程に入る前日」というベストなタイミングで、必要な分だけの塗料を自社倉庫から現場へとピストン輸送します。
こうした「現場を広く、綺麗に保つための配慮」は、元請け様から非常に高く評価されており、スムーズな工事進行と安全管理に直結しています。
3. フィットネス空間を支える環境配慮型塗料の徹底解剖
写真に写っている一斗缶のラベルを見ると、「オーデコートGエコ」や「エコフラット60」といった製品名が確認できます。これらは日本ペイントが誇る、屋内用の高品質な環境配慮型塗料です。
フィットネスジムという空間は、利用者が激しい運動を行い、深く呼吸をする場所です。そのため、内装塗料には「圧倒的な安全性」と「無臭性」が求められます。
| オーデコートGエコ |
【特徴】水性艶有り・半艶の内部用塗料。 【選定理由】VOC(揮発性有機化合物)をほとんど含まず、塗装中や塗装後も嫌な臭いが一切ありません。エントランスや水回り周辺など、汚れがつきやすく、頻繁に水拭き清掃が行われる壁面に対して、強い耐久性と防菌・防カビ性能を発揮します。 |
|---|---|
| エコフラット60 |
【特徴】超低VOC・超低臭の艶消し(フラット)塗料。 【選定理由】光を反射しないマットな仕上がりが特徴で、広大なトレーニングエリアの天井や壁面に落ち着きと高級感を与えます。シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒド等の物質を含まないため、運動を行う空間のベース塗料として最も信頼性の高い製品です。 |
4. 床面の過酷な使用に耐える「床用エポキシ樹脂塗料」
写真の左下には「床雅(ゆかみやび)」や「ユカクリート」といった大同塗料製の床用塗料が並んでいます。
フィットネスジムの床面は、重いダンベルやマシンの移動、何百人もの会員様のシューズによる摩擦など、内装において最も過酷な負荷がかかる部分です。そのため、壁面と同じ塗料を使用することは絶対にできません。
強靭な塗膜を形成する2液型エポキシ樹脂
床用塗料には、主剤と硬化剤を混ぜ合わせることで化学反応を起こし、プラスチックのように硬く強靭な塗膜を形成する「エポキシ樹脂」や「ウレタン樹脂」が採用されます。
優れた耐摩耗性と耐衝撃性を持ち、防塵(コンクリートから粉塵が出るのを防ぐ)効果も高いため、クリーンな室内環境の維持に貢献します。これらの特殊塗料の取り扱いや塗布量の管理は、専門的な知識を持った熟練の塗装職人でなければ対応できません。
5. 下塗りから上塗りへ。品質を決定づける「パテ処理」の重要性
現在、現場では「下塗り」および「パテ処理」の工程が進んでいます。写真右下に写っている「タイガージョイントセメント」がその主役です。
内装の壁は、何枚もの石膏ボードを繋ぎ合わせて作られます。このボードとボードの繋ぎ目(目地)や、ビスを打ち込んだ穴の凹凸を、ジョイントセメント(パテ)を使って平滑に埋めていく作業が「パテ処理」です。
どんなに高級なエコフラットやオーデコートを塗っても、このパテ処理が甘ければ、店舗の照明が当たった際に壁の継ぎ目が波打って見え、極めてチープな印象を与えてしまいます。あさがお塗装では、下塗り・中塗り・上塗りの塗装工程と同じくらい、この「下地を平滑にする作業」に執念を持って取り組んでいます。
6. 店舗設計・施工会社様から選ばれ続ける「あさがお塗装」の強み
これまで長野県内(長野市、松本市、諏訪市など)や山梨県において、多数の商業施設・店舗塗装を任せていただいている最大の理由は、私たちの「現場適応力」と「確実な納品力」にあります。
- 厳しい工期への絶対的なコミット: 店舗工事はオープン日が決まっているため遅延は許されません。他業種の遅れが生じても、柔軟な人員配置と手際の良さで工程を巻き返します。
- ブランド規定の厳格な順守: チェーン展開特有の色指定(コーポレートカラー)や、材料の指定を100%遵守し、全国どこでも変わらないクオリティを再現します。
- 職人のマナーと現場の美化: 現場での挨拶、喫煙ルールの徹底、資材の整理整頓(ジャストインタイム搬入含む)など、元請け様の看板に泥を塗らない行動を徹底しています。
春の気配が色濃くなる中、現場はこれからいよいよ仕上げの佳境へと入っていきます。風除室で出番を待つ塗料たちが、真っ白なキャンバスのような店舗に色彩と命を吹き込む瞬間が、職人として最もやりがいを感じる時です。オープンに向けて、最後まで安全第一で高品質な施工を追求してまいります。
店舗設計・施工会社様、多店舗展開のオーナー様へ
あさがお塗装は、新規店舗の立ち上げから既存店舗の改装まで、商業施設の内装・外装塗装における強力な施工パートナーとして皆様のビジネスを支援いたします。
図面に基づく迅速な御見積りと、確かな技術力をお約束します。
法人様向け お問い合わせ・ご相談はこちらフリーダイヤル 0120-21-3340
【主な対応エリア】
長野県全域(長野市、松本市、塩尻市、諏訪市、茅野市、岡谷市、下諏訪町、富士見町、原村など)、山梨県
※広域の多店舗展開プロジェクトにも柔軟に対応いたします。
あさがお塗装株式会社
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