【諏訪市】集合住宅のシール打ち替え完全ガイド|寒冷地の外壁塗装と防水対策
この記事はこんな方におすすめです
- 諏訪地域(諏訪市、茅野市、岡谷市など)のアパート・マンションオーナー様
- 築10年以上が経過し、外壁の継ぎ目(目地)のひび割れが気になっている方
- 「ただ塗るだけ」ではなく、建物を長持ちさせる本質的な工事を求めている方
こんにちは。長野県諏訪市中洲を拠点に、諏訪地域6市町村(岡谷市、下諏訪町、諏訪市、茅野市、富士見町、原村)で地域密着の塗装工事を行っている「あさがお塗装株式会社」です。
今回は、諏訪市にある集合住宅(アパート)にて実施した「シール(コーキング)打ち替え工事」および「外壁塗装工事」の施工事例を詳細にご紹介します。
一般的に外壁塗装というと「色の塗り替え」による美観回復に目が行きがちですが、建物の寿命、特に雨漏りリスクに直結するのは、塗装の前に行う「下地処理(シール工事)」の品質です。
特に私たちのような寒冷地・諏訪地域では、冬場の凍結と夏場の紫外線による過酷な環境により、シール材の劣化スピードが他県とは異なります。安易な施工を行うと、数年でまたひび割れが発生してしまうことも珍しくありません。
この記事では、一級塗装技能士および建築物石綿含有建材調査者が在籍する「あさがお塗装」が、プロの視点で「失敗しない集合住宅メンテナンスの極意」を徹底解説します。
目次:集合住宅シール打ち替え完全ガイド
1. 諏訪地域の気候特性とシール(コーキング)の重要性
まず初めに、なぜ「シール(シーリング・コーキング)」がそこまで重要なのか、基本的な役割と諏訪地域ならではのリスクについて解説します。
シール(コーキング)の役割とは?
近年の住宅やアパートの外壁材として主流の「サイディングボード」。このボードとボードの継ぎ目や、サッシ(窓枠)の周りにあるゴム状の素材がシールです。
シールには大きく分けて2つの重要な役割があります。
- 防水性:雨水が建物の内部構造(柱や断熱材)に侵入するのを防ぐ。
- 緩衝性(クッション):地震の揺れや、気温変化による外壁材の膨張・収縮の動きを吸収し、外壁材が割れるのを防ぐ。
諏訪地域(諏訪・茅野・富士見・原村)特有の「凍害」リスク
ここが最も重要なポイントです。諏訪地域は標高が高く、冬場の冷え込みが非常に厳しい地域です。一方で夏場は強い紫外線が降り注ぎます。
建物は、気温が上がると膨張し、下がると収縮します。
- 夏(膨張):サイディングボードが伸びて、目地の隙間が狭くなり、シールが押しつぶされます。
- 冬(収縮):サイディングボードが縮んで、目地の隙間が広がり、シールが引っ張られます。
この「押しつぶし」と「引っ張り」を年間通して繰り返すのがシールの宿命ですが、寒暖差の激しい諏訪地域では、この動きの幅(ムーブメント)が大きくなります。
劣化したシールは弾力性を失い「硬いゴム」のようになっています。その状態で冬場に強い力で引っ張られると、耐えきれずに「破断(真ん中から切れる)」や「剥離(界面から剥がれる)」を起こします。
これが雨漏りの入り口となり、最悪の場合、壁内部の腐食や凍結による爆裂(外壁がボロボロに崩れる現象)を引き起こします。だからこそ、諏訪地域では他県以上にシールの品質にこだわる必要があるのです。
2. 「打ち替え」と「増し打ち」の決定的違い
お見積もり比較をされた際、業者によって金額が大きく異なることはありませんか?その原因の多くは、この「工法の違い」にあります。
工法の違いチェックリスト
- A. 打ち替え(うちかえ)工法
-
既存の古いシールを全てカッターで切り取り、撤去してから、新しいシールを充填する方法。
メリット:耐久性が非常に高い。防水性能が新築時同様にリセットされる。
デメリット:撤去の手間がかかるため、費用と工期が少しかかる。 - B. 増し打ち(ましうち)工法
-
古いシールを撤去せず、その上から新しいシールを薄く被せる方法。
メリット:費用が安く済む。
デメリット:シールの厚みが確保できず、すぐに剥がれるリスクが高い。根本的な解決にならない。
あさがお塗装の基準:基本は「全撤去・打ち替え」
今回の集合住宅の施工において、私たちはサイディングの目地部分について「完全打ち替え」を実施しました。
「増し打ち」は、窓サッシ周りなど、カッターを入れると内側の防水シート(透湿防水シート)を切ってしまう恐れがある構造の場合のみ限定的に採用しますが、それ以外の目地は全て撤去します。
「安く済ませたい」というご要望があったとしても、数年でまた足場を組んで工事をやり直すことになれば、トータルコストは倍増してしまいます。私たちは、お客様の長期的な利益を守るため、安易な増し打ちはおすすめしていません。
3. 施工レポート:プロの技術による徹底工程
それでは、実際の現場で行った作業工程を、写真解説付きで(※イメージ)ご紹介します。
見えない部分だからこそ、どのような作業が行われているかを知ってください。
STEP 1:既存シールの撤去
専用のカッターを使用し、硬化したシールを取り除きます。この時、最も重要なのが「削ぎ落とし(そぎおとし)」です。
目地の側面に古いシールのカスが残っていると、新しいシールの密着性が著しく低下します。カッターだけでなく、必要に応じてヤスリ掛けや清掃を行い、完全な清浄面を作ります。
STEP 2:養生(マスキング)とプライマー塗布
目地の両端にマスキングテープを貼り、余分なシールがつかないようにします。その後、「プライマー」と呼ばれる接着剤を塗布します。
【重要】プライマーはシールの命です。
プライマーの塗布量が不足していたり、塗りムラがあると、どんなに高級なシール材を使っても簡単に剥がれてしまいます。
あさがお塗装では、吸い込みの激しい劣化面にはプライマーを2度塗りするなど、現場の状況に合わせて徹底的な密着対策を行います。
STEP 3:ボンドブレーカーの確認と「2面接着」
これは非常に専門的な内容ですが、木造サイディング住宅のシール工事において最も失敗が多いポイントです。
重要知識:「2面接着」と「3面接着」の違い
× 3面接着(間違い):目地の「左・右・底」の3方向にシールがくっついている状態。
→ 地震や熱収縮で壁が動いた時、シールが3方向から引っ張られ、逃げ場がなくなりすぐに切れてしまいます。鉄筋コンクリート造(RC)では採用されますが、動きの大きい木造サイディングではNGです。
○ 2面接着(正解):目地の「左・右」の2方向のみに接着し、底には接着させない。
→ 壁が動いた時、シールが自由に伸縮できるため、切れにくく長持ちします。
私たちは、目地の底に「ボンドブレーカー」(シールが接着しないための特殊なテープ)やバックアップ材が正しく機能しているかを確認し、必要であれば新たに入れ直してからシールを充填します。
このひと手間が、10年後の耐久性を決定づけるのです。
STEP 4:シール充填とヘラ仕上げ
空気を巻き込まないようにたっぷりとシール材を充填し、専用のヘラで圧着しながら平滑に仕上げます。
その後、マスキングテープを剥がし、乾燥させればシール打ち替え工事は完了です。この後、外壁塗装の工程へと進みます。
4. 使用材料へのこだわり:高耐久と美観の両立
今回の諏訪市の現場で使用した材料についても触れておきます。あさがお塗装では、メーカーの実証データに基づいた信頼できる製品のみを選定しています。
変成シリコンと「ノンブリード」タイプ
シール材にはいくつかの種類がありますが、外壁塗装を行う場合に絶対に使用してはいけないのが、安価なホームセンター等で売られている一般的なシリコンシーリング(お風呂場用など)です。これを使うと、上から塗料が乗りません(弾いてしまいます)。
私たちは、塗装との相性が良い「変成シリコン」や「ウレタン」系を使用しますが、さらにこだわっているのが「ノンブリードタイプ」であることです。
- ブリード現象とは?
- シール材に含まれる可塑剤(かそざい:柔らかくする成分)が、時間の経過とともに表面に染み出し、塗料を変色させたり、粘着きによって黒い埃汚れを引き寄せてしまう現象。外壁に黒い線が入っている建物を見かけたら、それがブリード現象です。
今回の現場では、可塑剤が移行しない「ノンブリードタイプ」を使用しているため、塗装後も長期間にわたり、黒ずみのない美しい外観を保つことができます。
塗装塗料:パーフェクトトップ & ファインルーフSi
シール乾燥後、以下の日本ペイント製塗料で仕上げを行いました。
- 外壁:パーフェクトトップ
ラジカル制御技術により、紫外線によるチョーキング(白亜化)現象を強力に抑制。コストパフォーマンスと耐久性のバランスが最高レベルの塗料です。 - 屋根:ファインルーフSi
積雪や凍結に強いシリコン系屋根用塗料。諏訪の厳しい冬にも耐えうる強靭な塗膜を形成します。 - 鋼板サイディング:パーフェクトベスト
アクセントとなる金属部分もしっかりと防錆・保護を行いました。
この組み合わせにより、ビフォーアフター写真の通り、モダンで清潔感のある集合住宅へと生まれ変わりました。
5. 法令遵守:石綿(アスベスト)事前調査の重要性
2023年(令和5年)10月より、リフォーム・解体工事における「石綿(アスベスト)の事前調査」および「有資格者による調査」が完全義務化されました。
これは、外壁塗装やシール打ち替え工事も例外ではありません。
古いシール材や下地材、外壁材にはアスベストが含まれている可能性があります。これを知らずにカッターで切ったり削ったりすると、アスベストが飛散し、近隣住民の方や作業員の健康被害につながる恐れがあります。
あさがお塗装は「建築物石綿含有建材調査者」在籍店です
当社では、正規の資格を持った調査者が在籍しており、法令に基づいた適切な調査・報告を行った上で工事に着手します。
コンプライアンス(法令遵守)は、オーナー様のリスク管理そのものです。もし無資格の業者が不適切な工事を行い、問題が発生した場合、発注者であるオーナー様の責任も問われかねません。
安心安全な工事を行うためにも、業者選びの際は「石綿調査の資格を持っていますか?」と必ずご確認ください。
あさがお塗装なら、調査から施工までワンストップで安心してお任せいただけます。
6. 集合住宅オーナー様へのコストメリット解説
「まだ雨漏りしていないから大丈夫」
そう考えてメンテナンスを先延ばしにしていませんか?実は、早めのシール打ち替えこそが、最も確実なコスト削減策です。
事後保全(壊れてから直す)の恐怖
シールが破断し、雨水が侵入してから修理を行おうとすると、以下のような工事が必要になります。
- 腐食した木材(柱・間柱)の交換
- 湿気を吸ってカビだらけになった断熱材の入れ替え
- シロアリ駆除工事
- 室内クロスの張り替え
こうなると、費用は塗装工事の数倍、数百万円規模に膨れ上がります。
予防保全(壊れる前に直す)のメリット
定期的にシール打ち替えと塗装を行っていれば、建物躯体(骨組み)は健全なまま維持されます。
また、外観が美しく保たれている物件は、入居希望者への印象が良く、高い入居率を維持しやすくなります。家賃を下げることなく満室経営を目指すためにも、外観メンテナンスは必須の投資と言えます。
7. あさがお塗装が選ばれる理由と会社概要
最後に、私たち「あさがお塗装」について少しお話しさせてください。
私たちは大手ハウスメーカーのような派手な広告は打てませんが、その分、中間マージンのない適正価格で、職人の技術にコストを掛けた工事を提供しています。
地域密着・諏訪6市町村に特化
長野県諏訪市大字中洲を拠点に、「諏訪市・岡谷市・下諏訪町・茅野市・富士見町・原村」エリアをフットワーク軽く回っております。
地域の気候を知り尽くしているからこそできる提案があります。何かあればすぐに駆け付けられる距離感も、地元の皆様に選ばれている理由です。
資格・許可に基づいた信頼の施工
| 会社名 | あさがお塗装株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 〒392-0015 長野県諏訪市大字中洲4561-3 |
| 連絡先 | 0120-21-3340(フリーダイヤル) |
| 建設業許可 | 長野県知事 許可(般-1)第25821号 |
| 保有資格 |
・一級塗装技能士 ・建築物石綿含有建材調査者 ・有機溶剤作業主任者 他 |
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