【諏訪市 外壁塗装】高圧洗浄スタート！塗装は洗浄工程で70％決まります｜チョーキング除去の重要性

長野県諏訪市中洲4561-3の「あさがお塗装株式会社」です。
今回は、諏訪市のお客様邸にて、外壁塗装・屋根塗装に伴う高圧洗浄（下地洗浄）がスタートしました。
塗装工事は「塗り始める瞬間」がスタートではなく、洗浄こそが本当の開始地点です。

特に諏訪市は湖や河川、冬の凍結の影響で湿気・藻・苔が発生しやすく、
チョーキング現象（粉が手につく現象）や、カビ・苔汚染が進みやすい地域特性があります。
この汚れの上から塗装すると、どれだけ高性能の塗料でも密着不良→数年で剥離につながります。

なぜ高圧洗浄が必要？｜外壁塗装は「密着」が命

塗料は“きれいな面に塗れば良い”わけではありません。
外壁表面には以下の汚れが付着しています。

• チョーキング（古くなった塗膜の粉）
• カビ・苔・藻
• 雨だれ汚れ
• 砂埃
• 自動車の排気ガス汚れ

これを除去せず塗れば、剥がれ・膨れ・割れ・変色につながります。
つまり、塗装の耐久性は表面のゴミをどれだけ落とすかで決まるのです。

諏訪市での塗装は特に洗浄が重要な理由

諏訪地域は、

• 諏訪湖の湿気
• 冬季の凍結と融解
• 黄砂・PM2.5堆積

これらが塗膜劣化を進行させます。
特に冬の凍害で外壁の隙間から吸水→膨張→亀裂という現象が発生。
その水分や汚れを含んだ状態で塗ると内部で劣化が進み、見た目が綺麗でも内部が腐るという最悪の結果に。

だからこそ、諏訪市の塗替えは洗浄が“最重要工事”と言えます。

【諏訪市 塗装工事】高圧洗浄 Part2｜軒裏・雨樋・ウッドデッキは圧力調整が命

高圧洗浄といっても、どこでも同じ圧力で噴射してよいわけではありません。
諏訪市での外壁塗装現場では、住宅構造・素材・劣化状態を見極め、壁面・軒裏・雨樋・デッキで圧を変えています。

① 軒裏（軒天）洗浄｜湿気が溜まりやすくカビの温床となる場所

軒裏（軒天）は紫外線が当たりにくく、
湿気がこもりやすい場所のため、カビや黒ずみが広がりやすい部位です。

ここを軽圧で丁寧に洗浄することで、塗料の密着・防カビ効果が大きく向上します。

※軒天を強圧で洗うと、板が割れたり内部に水が入り腐食の原因になります。
当社は材質ごとに噴射圧を調整し、安心施工を行っています。

② 雨樋内部の洗浄｜落ち葉・泥を取り除き排水改善

長野県諏訪市や茅野市、原村、富士見町は木が多く、
雨樋に落ち葉・苔・泥が詰まるケースが非常に多い地域です。

雨樋が詰まると、

• 軒下に雨が溢れ外壁汚れ
• ベランダ下が濡れ続け腐食
• 住宅基礎が濡れて凍害 → ひび割れ

「塗装工事に雨樋洗浄は関係ない」と思われがちですが、
実は家の寿命を延ばす最重要メンテナンスです。

③ ウッドデッキの洗浄｜強圧はNG！表面を削り“痩せる”原因に

天然木のデッキは素材が柔らかく、
強圧で洗うと表面繊維を削り寿命が縮みます。

そのため当社では、

• 軽圧洗浄 ↓
• 乾燥 ↓
• サンドペーパーで毛羽立ちを整え ↓
• 木材保護塗料を塗布

という木材の特性に合わせた4段階施工を行います。

諏訪市の別荘や店舗デッキの
「表面がガサガサ」「割れが増えた」「色が抜けた」
これらは洗浄と下地調整で寿命が変わる部分です。

【諏訪市のご自宅で見られる症状】塗装前に壁が白くなる“チョーキング反応”とは？

外壁を手で触ると白い粉が手につく現象、これが「チョーキング（白亜化）」です。
諏訪市や茅野市、原村、富士見町の住宅では非常に多く見られる劣化症状で、

• 紫外線量が多い高地環境
• 夏と冬の寒暖差
• 凍害・融雪による水分膨張

これらが塗膜を破壊し、樹脂が粉化して表面に浮き上がってきます。

チョーキング反応は外壁塗装のサインであり、放置すると、

• 塗膜防水性能が0に近づく
• 外壁材が水分を吸い膨張・割れ
• 内部結露 → カビ発生 → 断熱材が腐る

こうした劣化を食い止めるスタートが高圧洗浄です。

高圧洗浄で落とせる汚れ一覧

• チョーキング（粉化）
• 苔・カビ・藻
• 雨筋汚れ
• 排気ガスの油汚れ
• 土埃
• 鳥の糞・虫の汚れ
• 花粉・黄砂・PM2.5

特に諏訪湖周辺は、湿度 + 煙霧 + 花粉、さらに
標高1,000m近い別荘地では紫外線量が平地の約1.3〜1.6倍。
外壁の劣化速度が平地より早いと言われています。

「水圧だけで汚れは落ちる？」→ 答えはNO

高圧洗浄は“ただ水を当てる作業”ではありません。

汚れの種類ごとに、

• 必要な圧力
• 角度
• 噴射距離
• 作業順序

を変える必要があります。

DIYで失敗する例は、

• コケは落ちて見えるが根が残っている
• 圧が強すぎて外壁内部に水分浸透
• 木材を削って表面が毛羽立つ
• 雨樋や破風を破損させる

強すぎても弱すぎても失敗するため、
プロの判断が必要になる工程です。

高圧洗浄が塗装の“寿命”を決める理由

外壁塗装の耐久年数は、

塗料そのものの性能 50％
下地処理（洗浄・補修・乾燥）で50％

といわれています。

つまり下地を軽視した塗装は、
どんな高級塗料を使っても意味がありません。

もし、過去に
「5〜6年でまた色褪せた」
「コケがすぐ出てきた」
「塗膜が剥がれてきた」

これは洗浄不足 or 下塗り不良の可能性があります。

諏訪市や茅野市の寒冷地では、
塗装前の乾燥時間の確保も非常に重要です。

温度・湿度を見ながら施工するのが
長持ちする塗装の基本です。

【施工の順番が命】高圧洗浄は「屋根→外壁→付帯部→土間」が基本です

諏訪市の今回の現場でも、あさがお塗装ではいつも通り
屋根 → 外壁 → 付帯部（軒天・雨樋・破風・庇など） → デッキ・土間
の順番で高圧洗浄を行いました。

①屋根から洗う理由｜重力に逆らわないのが基本

まず一番最初に洗うのは屋根です。
理由はシンプルで、「汚れは上から下へ流れる」から。

• 屋根のチョーキング・苔・カビ・土埃を徹底的に除去
• 洗い流された汚水が、そのまま外壁をつたって下へ落ちる
• 後から外壁を洗うことで、屋根から付着した汚れも一緒に落とせる

もし外壁を先に洗ってから屋根を洗うとどうなるでしょうか？
屋根から流れた汚水で、せっかくきれいにした外壁が再び汚れてしまい、
もう一度やり直し…。効率が悪いだけでなく、洗浄ムラの原因になります。

②外壁の高圧洗浄｜素材ごとに圧力を変えます

屋根が終わったら、次は外壁です。
サイディングボード・モルタル・ALC・ジョリパットなど、
外壁材によってかけられる水圧の上限が違うため、

• 目地シーリングの状態をチェック
• ひび割れや浮きの有無を確認
• 凍害や爆裂など、構造クラックがないか確認

これらを確認しながら、ノズルの距離と角度を調整して丁寧に洗います。
諏訪市・茅野市周辺は冬場の凍結が厳しいため、ひび割れ部分からの水の浸入には要注意。
必要に応じて水圧を下げ、「洗いながら劣化診断」を行うのがあさがお塗装のスタイルです。

③付帯部の洗浄｜軒天・雨樋・シャッターボックスもしっかり

外壁の後は付帯部です。今回の諏訪市の現場では、

• 軒天（のきてん）や破風板のすみずみ
• 雨樋の中までノズルを差し込み、詰まりを解消
• シャッターボックス・庇・飾りモールなどの細かいパーツ

こうした部分は、塗装後に汚れが浮き上がりやすい場所でもあります。
特に軒天は湿気がこもりやすく、カビ・ヤニ汚れが発生しがち。
しっかり洗浄しておくことで、防カビ塗料やケンエースなどの性能を最大限に発揮できます。

④デッキ・土間・アプローチは圧を落として優しく

最後に、ウッドデッキや土間コンクリート、玄関アプローチを洗浄します。
木部は水圧が強すぎると表面がささくれだってしまうため、

• 圧力を落としたソフト洗浄
• 汚れが残る部分は後日サンドペーパーで下地調整

という2段構えで仕上げます。
「デッキは傷めないように軽めの洗浄 → 乾燥後に研磨」
これは諏訪市・原村・富士見町など別荘地のウッドデッキでも
あさがお塗装が大切にしているポイントです。

一般住宅・別荘・アパート｜高圧洗浄の所要時間の目安

高圧洗浄にかかるおおよその時間は、建物の大きさと形状で変わりますが、目安としては次の通りです。

• 諏訪市・茅野市周辺の一般的な2階建て30〜35坪：約4〜5時間
• 40坪クラス・バルコニーが多い住宅：約5〜6時間
• 別荘地（ウッドデッキ・テラス付き）：1日がかり
• アパート・集合住宅：規模により1〜2日

もちろん、これはあくまで目安です。
「午前中だけでサッと終わらせる」ような簡易洗浄は行わず、
あさがお塗装では1日かけてでも必要なだけしっかり洗浄することを大切にしています。

逆の順番で行うとどうなる？

もし、土間 → 外壁 → 屋根のように下から順に洗浄してしまうと、

• 屋根から落ちた汚水が再付着して二度手間
• 洗い残しが出て塗料の密着不良につながる
• 全体の所要時間が増え、コストにも跳ね返る

見た目は一時的にきれいでも、塗装の寿命が確実に短くなるため、
あさがお塗装では絶対にこの順番は採用していません。

諏訪市・茅野市・岡谷市・下諏訪町・原村・富士見町で
「高圧洗浄からしっかりやってほしい」という方は、
地元密着のあさがお塗装株式会社（諏訪市中洲4561-3）にご相談ください。
外壁塗装・屋根塗装・別荘メンテナンスまで、
現場調査から施工・アフター点検まで一貫対応いたします。

【高圧洗浄の”質”が塗料寿命を決める】10年持つか、5年で剥がれるか

諏訪市・茅野市周辺で外壁塗装をご検討の方へ断言します。
高圧洗浄はただの掃除ではありません。
塗料の密着を左右する「最重要工程」です。

塗装業界では有名｜『塗料が悪いのではなく、下地が悪い』

お客様から「5年で剥がれてきた」「以前の業者の塗料が悪かった？」
と相談されることがあります。しかし、原因の70%以上は

• 高圧洗浄の圧が弱かった
• 時間をかけず流し洗いで済ませた
• チョーキング粉が残ったまま塗装した

実はこれで塗装は早期剥離、膨れ、退色につながります。
諏訪地域特有の冬の凍結→膨張→紫外線ダメージが重なると、
手抜き洗浄は必ず表面不良として現れます。

塗料の性能は「メーカーが保証」ではなく「施工が保証」

パーフェクトトップ、4F、シリコン、フッ素、無機塗料…
どの塗料も、カタログ耐久年数は「適切な下地調整と施工」が前提です。

• カタログ耐久：期待値
• 実際の耐久：施工次第

つまり、性能通りの耐久（10〜20年）を発揮させるのは職人の腕。
あさがお塗装では高圧洗浄の段階から、 「この後フッ素を塗るのに耐えられる下地か」
を判断しながら作業しています。

洗うだけでは不十分 → 「乾燥時間」がさらに重要

洗浄→塗装をすぐ行うと危険です。
特に諏訪市・茅野市・原村は湿気と寒暖差が大きく、

• 朝は結露
• 昼は乾燥
• 夕方は再び湿り気

このため、充分な乾燥工程を入れないと塗装の密着が低下します。
あさがお塗装では

• 洗浄後、最低24時間以上の乾燥
• 冬場は気温と湿度を計測して施工判断
• 木部・鉄部は素材ごとに乾燥時間を変更

というプロセスを徹底しています。
「翌日雨予報なら塗らない」これは当たり前のことですが、非常に重要です。

高圧洗浄を軽視する業者と、あさがお塗装の違い

「高圧洗浄に手間をかける＝塗料の寿命を伸ばす」
これが諏訪市での施工経験から導き出した答えです。

次のパート6では、雨樋内部・軒裏（軒天）洗浄がなぜ重要なのか
をわかりやすく解説していきます。施工写真付きで解説しますのでぜひご覧ください！

諏訪市・茅野市・岡谷市・下諏訪・原村・富士見町で
外壁塗装／屋根塗装／別荘リフォーム／高圧洗浄
地元密着のあさがお塗装株式会社にお任せください