【原村のコロニアル屋根が復活】強化シーラー2回転+縁切りタスペーサーで雨漏り防止|小淵沢・富士見町の別荘にも推奨|ジェノバブラウン仕上げ
八ヶ岳南麓に別荘やセカンドハウスをお持ちの方から、
「屋根の状態が気になるけれど、なかなか見に行けない」「雪のあとが心配」「雨漏りしたらどうしよう」――。
原村・富士見町・小淵沢エリアでは、そんな不安の声を多くいただきます。
今回は、長野県諏訪郡原村のコロニアル(スレート)屋根を、高圧洗浄+強化シーラー2回転+タスペーサー+板金錆止め+パーフェクトベスト(ジェノバブラウン)で再生した事例をご紹介します。
■ 八ヶ岳南麓(原村〜富士見町〜小淵沢)のコロニアル屋根が傷みやすい理由
原村・富士見町・小淵沢といった八ヶ岳南麓エリアは、標高1,000m前後の寒冷地です。
平地とはまったく違う過酷な条件の中で、コロニアル(スレート)屋根は日々ダメージを受けています。
- 寒暖差が大きい…一日の気温差が10〜20℃になることも
- 積雪・凍結・融雪…雪が乗り、日中溶け、夜間凍るサイクルが繰り返される
- 紫外線が強い…標高が高いほど紫外線量は増加
- 不在期間が長い別荘…劣化に気付きにくく、対処が遅れがち
この環境下で防水機能が切れたスレート屋根を放置すると、
表面の剥離、ひび割れ、反り、棟板金の浮き、釘抜け、雨漏りといったトラブルに直結します。
今回の原村のお客様邸も、一見すると「色あせが進んできた」程度に見えましたが、
実際には下地への水分の染み込み・防水切れが進行している状態でした。
■ コロニアル屋根再生の第一歩は「高圧洗浄」から
スレート屋根の塗装で最初に大切なのは、高圧洗浄による下地づくりです。
今回はコロニアル表面に付着した、
- 古い塗膜
- コケ・カビ・藻
- 土埃・砂
などを、トルネードノズルを使った高圧洗浄でしっかり落としていきました。
汚れや旧塗膜が残ったまま上から新しい塗料を塗ってしまうと、
どんな高級塗料でも密着不良を起こし、早期剥離や膨れの原因になります。
遠目に見ると「まだいけそう」に見える屋根でも、
洗浄後に近くで見ると、細かなひび割れ・素地の露出・層間剥離などがよく分かります。
高圧洗浄=ただ水で流す作業ではありません。
「どこまで旧塗膜を落とすか」「どこで止めるか」の見極めも、経験が必要な重要工程です。
■ 強化シーラー2回転|「飴色」になるまで染み込ませる理由
高圧洗浄のあと、今回の原村のスレート屋根では
日本ペイント系の屋根用強化シーラーを2回転施工しました。
● なぜ1回ではなく、2回塗るのか?
スレート屋根の劣化が進むと、内部まで水分が入り込み、
スポンジのようにシーラーを吸い込んでしまう状態になります。
- 1回目のシーラー:吸い込みを止める役割
- 2回目のシーラー:塗膜を密着させ、下地を「固める」役割
今回の現場では、
2回目のシーラーを塗ったあと、屋根の表面が“飴色にツヤっと光る状態”までしっかり入れ込みました。
ここまで行うことで、上塗りのパーフェクトベストの性能を最大限に活かすことができます。
逆に、シーラー不足の状態で上塗りだけをきれいに仕上げても、
内部からの剥がれ・膨れ・早期退色といったトラブルにつながります。
■ タスペーサーによる縁切り|塗装後の「雨漏り」を防ぐ必須工法
コロニアル・スレート屋根の塗装で非常に重要なのが、
「縁切り」=屋根材同士の隙間を確保する作業です。
塗装で屋根材の重なり部分がすべて塞がれてしまうと、
雨水の逃げ場がなくなり、毛細管現象による逆流・雨漏りを引き起こすことがあります。
今回の原村の現場では、
タスペーサーを適切な枚数・位置に挿入し、縁切りを徹底しました。
- 雨水がスムーズに軒先へ流れる
- 屋根裏側に水が滞留しない
- 屋根内部が乾きやすくなる
タスペーサーは、小さな部材ですが、
「塗装後に雨漏りさせないための鍵」と言えるほど重要な存在です。
「塗装してから雨漏りが始まった」というご相談の多くは、
この縁切り不足が原因になっています。
見積り時には、ぜひ「タスペーサー施工の有無」も確認してみてください。
■ 板金部(棟板金)の錆止め&補強|スレート屋根の最重要ポイント
コロニアル屋根で見落とされがちなのが、
棟板金まわりの劣化・釘抜け・浮きです。
今回の原村の現場でも、
・釘の浮き
・板金のわずかな動き
・ジョイント部のシーリング劣化
が確認されました。
そのため、必要に応じてビスへの打ち替え・板金の増し締め・錆止め塗装を実施し、
パーフェクトベストの仕上げ色に合わせて上塗りを行いました。
屋根の雨仕舞いは、
「平面」よりも「納まり・板金まわり」が非常に重要です。
ここを丁寧に処理することで、強風・飛来物・雪の滑りにも強い屋根になります。
■ 仕上げはパーフェクトベスト「ジェノバブラウン」|景観になじむ落ち着き
上塗りには日本ペイント「パーフェクトベスト」を採用。
色は、八ヶ岳南麓の景観になじむ「ジェノバブラウン」をお選びいただきました。
ジェノバブラウンは、ただの茶色ではなく、
深みと落ち着きのある高級感のあるブラウンです。
- 木々のグリーンとの相性が良い
- 外壁が明るめでも暗めでも合わせやすい
- 雪景色の中でも上品な存在感を放つ
原村・富士見町・小淵沢など、
「自然の中に建つ別荘・セカンドハウス」に非常によく似合う色味です。
施工後、お客様からは
「別荘が引き締まって見える」「屋根だけ新築になったみたい」
と、大変うれしいお声をいただきました。
■ コロニアル屋根は「張り替え」?「再生」?|判断の目安
スレート屋根が傷んできたとき、
選択肢は大きく分けて「葺き替え」「カバー工法」「塗装による再生」の3つです。
今回の原村の現場では、
・下地の強度がまだ十分あったこと
・高圧洗浄+強化シーラー2回転で再生が見込める状態だったこと
から、塗装による再生工事をご提案しました。
● 塗装で再生できるケースの目安
- ひび割れが部分的で、補修可能なレベル
- 反りが軽度で、構造的な割れが出ていない
- 下地の野地板に腐朽が見られない
- 塗装前の診断で、防水層の再生が見込める
逆に、
・屋根材がボロボロ崩れる
・素地までひどく割れている
・野地板が腐っている
といった場合は、葺き替えやカバー工法を検討する必要があります。
どの工法が適切かは、現場を実際に見てみないと判断できません。
点検・ご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
■ 原村〜富士見町〜小淵沢エリア|屋根塗装の概算費用イメージ
今回のような、コロニアル屋根再生(高圧洗浄+強化シーラー2回転+タスペーサー+パーフェクトベスト+板金補修)の場合、
屋根面積・劣化状況により変動しますが、
40坪前後の住宅でおおよそ40〜60万円程度(屋根のみ・足場別)が目安となります。
劣化が進みすぎて葺き替えが必要になった場合、
工事費用は数十万〜100万円以上変わってきます。
「再生できるうちに手を打つ」ことが、結果として一番のコスト削減になります。
■ 火災保険で屋根修理できるケースもあります
原村・富士見町・小淵沢など、風が強く雪も多い地域では、
- 強風で棟板金が飛ばされた
- 飛来物で屋根材が割れた
- 雪害で樋や板金が変形した
といった「自然災害」による破損が、火災保険の対象となる場合もあります。
すべてが保険で直せるわけではありませんが、
対象となるケースでは自己負担を抑えた修繕も可能です。
あさがお塗装では、
・被害状況の写真撮影
・見積書の作成
・保険申請時のポイントのアドバイス
などもお手伝いしております。
■ 遠方オーナー・別荘管理でお悩みの方へ
原村・富士見町・小淵沢の別荘オーナー様の多くは、
首都圏・他県在住で、現地に頻繁には来られません。
そのため、
- 屋根の状態が分からない
- 雪の後が心配
- いつメンテナンスすべきか判断できない
といった不安を抱えたまま、数年が経ってしまうケースも多いです。
あさがお塗装では、
現地調査の写真・動画報告・LINEやメールでのやり取りを行い、
遠方のお客様にも、できるだけ分かりやすく現状をご説明するよう心がけています。
「今すぐ工事をしたいわけではないけれど、状態だけ知りたい」
というご相談も大歓迎です。
点検=工事の強要ではありません。
正しい診断が、別荘とご自宅を長く守る第一歩です。
■ まとめ|コロニアル屋根は“正しい再生工事”でまだまだ使えます
今回の原村のコロニアル屋根再生では、
- 高圧洗浄で旧塗膜と汚れを徹底除去
- 強化シーラー2回転で下地を「飴色」になるまで強化
- タスペーサーによる縁切りで雨漏りリスクを抑制
- 棟板金の補強・錆止め・仕上げ塗装
- パーフェクトベスト「ジェノバブラウン」で高級感のある仕上がり
という流れで、「葺き替えではなく再生」で屋根を延命することができました。
八ヶ岳南麓の厳しい自然環境の中で、
別荘やご自宅を長く守るためには、
その土地を知る職人による、正しい診断と施工が欠かせません。
■ 原村・富士見町・小淵沢・八ヶ岳南麓の屋根塗装はあさがお塗装へ
原村・富士見町・小淵沢・富士見高原・茅野市・諏訪市・岡谷市・下諏訪町など、
寒冷地・高原エリアの屋根塗装・コロニアル屋根再生でお悩みの方は、
一度あさがお塗装までご相談ください。
・コロニアル(スレート)屋根の再生
・別荘屋根の高圧洗浄・再塗装
・強化シーラー2回転工法
・タスペーサー縁切り
・棟板金の補修・交換
・パーフェクトベストでの高耐候仕上げ
など、現場に合わせたご提案をいたします。
現地調査・ご相談・お見積りはすべて無料です。
「とりあえず状態だけ知りたい」「他社見積もりとの比較をしたい」
という方も、どうぞお気軽にお問い合わせください。
フリーダイヤル:0120-21-3340
あさがお塗装株式会社
〒392-0015 長野県諏訪市中洲4561-3
メール:route20@outiook.jp
※本記事の内容・金額は、原村〜富士見町〜小淵沢エリアの一施工事例をもとにした参考情報です。
実際の工事内容・費用は、建物の状態・面積・足場条件などによって変動します。
詳細は必ず現地調査のうえ、個別にお見積りさせていただきます。


