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富士見高原リゾート別荘地 外断熱+ジョリパット崩落を旭トステム「ベルク ホワイトホワイトF」鋼板サイディングで再生|諏訪地域・小淵沢・清里・白州の別荘外壁工事はあさがお塗装

【富士見高原リゾート別荘地】外断熱+ジョリパット崩落を旭トステム「ベルク ホワイトホワイトF」鋼板サイディングで再生|諏訪・小淵沢・清里・白州の別荘外壁工事ならあさがお塗装

長野県諏訪市のあさがお塗装株式会社です。今回は、富士見高原リゾート別荘地内で発生した「外断熱+ジョリパットの外壁がベロベロに剥がれ落ちた」案件を、旭トステム外装の鋼板サイディング「ベルク ホワイトホワイトF」で全面改修した事例をご紹介します。
諏訪地域(諏訪市・茅野市・原村・富士見町)はもちろん、山梨県側の小淵沢・清里・白州・大泉など八ヶ岳南麓の別荘地で同じような症状が増えているため、別荘オーナー様にはぜひ読んでいただきたい内容です。

対応エリア:諏訪市・岡谷市・下諏訪町・茅野市・原村・富士見町・小淵沢・清里・白州・長坂・大泉・高根・蓼科・富士見高原リゾート別荘地 ほか八ヶ岳南麓の別荘地

■ 施工前:外断熱の上のジョリパットが「ベロベロ」…富士見高原で実際に起きた外壁崩落

まずはこちらの写真をご覧ください。以前は外断熱の上にジョリパット仕上げが施され、ヨーロッパ風の意匠性の高い外観でした。しかし年数が経つにつれ、外壁のあちこちで膨れやひび割れが目立ち、最終的には手で触るだけで大きな面積がベロッと剥がれ落ちる危険な状態になっていました。

富士見高原リゾート別荘地、小淵沢、清里、白州など標高900〜1,400mクラスの高冷地では、以下のような環境条件がそろっています。

  • 冬は−10℃〜−15℃まで冷え込む
  • 一日の寒暖差が20℃以上になることもある
  • 霧や湿気が多く、建物が乾きにくい
  • 雪や強風(八ヶ岳おろし)が頻繁に吹く
  • キツツキなど野鳥の被害が多い

このような環境で外断熱材(EPSなど)の上にジョリパットなどの硬い塗り壁を直に施工すると、下地と仕上げの動きが合わず、ひび割れ・浮き・剥離を起こしやすくなります。特に凍結と融解を繰り返すことで内側から破壊され、今回のような大規模崩落につながってしまいます。

■ なぜ「塗装」ではなく「鋼板サイディング張替え」が正解だったのか

現地の外壁を部分的に剥がして調査したところ、単なる表面の劣化ではなく、外断熱材の表層が水分を含んで膨張・脆弱化している状態が判明しました。さらに…

  • 透湿防水シートの痛み
  • 通気層がほとんどない構造
  • ビスまわりの凍害による欠損

といった問題もあり、“塗装でごまかしても長持ちしない”ことが明らかでした。 そこでオーナー様には正直に現状をお伝えし、あさがお塗装としては 「外壁を下地からやり直し、通気工法+鋼板サイディングで再生する」というご提案をしました。

■ 八ヶ岳南麓の別荘地で鋼板サイディングが選ばれる理由

諏訪・富士見・小淵沢・清里・白州・大泉など八ヶ岳南麓の別荘地では、ここ数年窯業系サイディングや塗り壁から鋼板サイディングへの張替えが急増しています。理由はとてもシンプルで、「気候に合っているから」です。

● 鋼板サイディング(ガルバリウム鋼板)のメリット

  • 凍害に強い … 水を吸わないため凍結膨張で割れない
  • 軽量 … 建物の負担が少なく、地震にも有利
  • 通気工法が基本 … 外壁の裏側に空気の通り道を作れる
  • キツツキが穴を開けられない … 金属のため鳥害に強い
  • 汚れにくく、メンテナンスサイクルが長い
  • デザインが豊富 … 石積調・レンガ調・木目など選択肢が多い

特に今回採用した旭トステム外装「ベルク ホワイトホワイトF」は、上品な石目調と落ち着いたホワイト系カラーが特徴で、富士見高原の自然の中でも嫌味のない高級感を演出してくれます。

■ 使用材料:旭トステム外装「ベルク ホワイトホワイトF」

外壁材には、旭トステム外装の鋼板サイディング「ベルク ホワイトホワイトF」を採用しました。ホワイトベースの石積調デザインで、太陽光や雪景色の反射も美しく、高原の明るさと別荘らしい雰囲気が一気に引き立ちます。

◎ ベルク ホワイトホワイトFの特徴

  • フッ素鋼板仕様で色あせ・チョーキングに強い
  • 高耐久シーリングとの組み合わせで長期保証も取りやすい
  • 鋼板ならではのシャープな陰影で、建物のデザイン性アップ
  • 雪や雨が流れやすく、汚れが付きにくい

既存のジョリパット塗り壁と比べると、見た目はもちろんですが、建物の保護性能が段違いです。 これまで外壁トラブルに悩まされてきたオーナー様も、「もっと早くやっておけばよかった」と喜んでくださいました。

■ 施工手順:外壁を下地から作り直し、通気工法で長寿命化

実際の工事手順を簡単にご紹介します。

  1. 既存ジョリパット外壁の撤去
    崩れ落ちそうな部分だけでなく、将来的に危険性のある部分も含め、全面的に撤去しました。
  2. 下地・外断熱の状態確認と補修
    凍害・結露で弱っている箇所を丁寧に補修し、必要に応じて交換・補強を行います。
  3. 透湿防水シートの張り替え
    新しい透湿防水シートを施工し、風雨の侵入をしっかり防ぎつつ、室内側の湿気を逃がせるようにします。
  4. 通気胴縁の取付(通気工法)
    縦方向に胴縁を施工し、外壁材の裏側に約25mmの通気層を確保。これにより、壁内の湿気や熱が抜けやすくなります。
  5. 旭トステム「ベルク ホワイトホワイトF」張り
    窓まわり・入隅・出隅・軒天まわりの納まりを考えながら、一枚一枚丁寧に張り上げていきます。
  6. 役物板金・シーリング工事
    開口部やジョイント部には専用役物を使い、高耐久シーリング材で仕上げます。
  7. 仕上げ・最終確認・清掃
    細部のチェックと清掃を行い、オーナー様にも立ち会っていただき完了です。

■ ビフォーアフター:別荘の価値が一気にアップ

工事前は、ジョリパット塗り壁がところどころ浮き、色あせや汚れも目立つ状態でした。 しかし、旭トステム「ベルク ホワイトホワイトF」で張り替えたことで、

  • 建物全体が明るく上品な印象に
  • 石目調の陰影で立体感が出て、高級別荘の佇まいに
  • 雪景色・新緑・紅葉どの季節にも映えるデザイン

まるで新築別荘のような仕上がりとなりました。 別荘は「見た目の印象」で貸別荘・民泊としての集客にも大きく影響してくるため、外壁リノベーションは資産価値アップにも直結します。

■ 八ヶ岳南麓の別荘地で多い「キツツキ被害」も鋼板なら安心

小淵沢・清里・白州・大泉・富士見高原などの別荘地では、キツツキによる外壁被害も非常に多く相談をいただきます。 窯業系サイディングやジョリパット・モルタルなどは、キツツキがつつくと簡単に穴が開いてしまい、その穴から雨水が侵入して躯体が傷む原因になります。

その点、鋼板サイディングは金属製のため、キツツキのクチバシでは物理的に穴を開けることができません。 「キツツキ被害がきっかけで、外壁を鋼板サイディングに張り替えた」という別荘オーナー様も、八ヶ岳エリアでは少なくありません。

■ 火災保険で外壁改修できる可能性も

今回のような構造的な崩落は保険対象外ですが、八ヶ岳南麓エリアでは

  • 台風・強風で外壁が破損した
  • 飛来物で外壁にキズ・凹みができた
  • 雪害で樋や付帯部が壊れた
  • キツツキ被害が自然災害扱いとなった

などのケースで、火災保険により修繕費用の一部〜大部分が補償される可能性があります。 あさがお塗装では、写真撮影や見積書の作成、被害状況の整理など、保険申請のサポートも行っています。

■ 諏訪・富士見・小淵沢・清里・白州・大泉の別荘オーナー様へ

外壁の「浮き」「膨れ」「ひび割れ」「剥がれ」や、キツツキの穴、凍害による爆裂が少しでも見られたら、それは外壁からの危険信号です。早めに専門業者に診断してもらうことで、被害を最小限に抑えられます。

あさがお塗装は、諏訪地域密着でありながら、八ヶ岳南麓の別荘地(富士見高原・小淵沢・清里・白州・大泉・高根・蓼科エリアなど)での施工実績も多数あります。高冷地特有の気候を熟知した外壁工事・屋根工事をご提案いたします。

現地調査・お見積りは無料です。 「うちの別荘も同じジョリパットだけど大丈夫?」「鋼板サイディングに張り替えたい」「火災保険を使えるか知りたい」など、まずはお気軽にご相談ください。

フリーダイヤル:0120-21-3340
あさがお塗装株式会社(諏訪地域密着)
〒392-0015 長野県諏訪市中洲4561-3

※本記事は、富士見高原リゾート別荘地で実際に行った外壁改修工事をもとに、諏訪地域および小淵沢・清里・白州・大泉など八ヶ岳南麓の別荘オーナー様に向けて作成したものです。仕様・条件により最適な工法は変わりますので、詳細は必ず現地調査のうえご提案いたします。