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あさがお塗装からのお知らせ

茅野市古民家塗装改修工事中盤戦
茅野市古民家再生の屋根・外壁塗装ならあさがお塗装|ファインルーフSiノアール&ファインパーフェクトトップND155

茅野市玉川で古民家再生|屋根ファインルーフSiノアール&外壁ファインパーフェクトトップND155施工レポート

長野県茅野市・諏訪地域で古民家再生、屋根塗装・外壁塗装をお考えのみなさまへ。
あさがお塗装株式会社です。今回ご紹介するのは、茅野市玉川で進行中の 古民家再生塗装工事です。 屋根には日本ペイントのファインルーフSi(色:ノアール)、 外壁にはファインパーフェクトトップ ND155、 漆喰部分にはケンエース、 土壁下地には土壁がっちり浸透シーラーを採用しました。

茅野市・原村・富士見町など、八ヶ岳山麓エリアには味わいのある古民家が数多く残っています。 しかし、築年数が40年〜50年を超えてくると、屋根のサビや外壁のひび割れ、 漆喰の剥がれ、土壁の傷みなど、さまざまな劣化が一気に表面化してきます。 今回の記事では、「古民家を壊さずに、今の暮らしに合う形で再生したい」という お客様の想いに応えるために、どのような材料と工程で工事を進めているのかを、 写真とともに詳しくご紹介します。


1. 茅野市の古民家が抱える悩みとは?|気候と構造のダブルパンチ

茅野市は標高800〜1000m前後の高原エリア。 夏は日差しが強く、冬は氷点下まで冷え込む、屋根・外壁にとってたいへん厳しい環境です。

  • 冬場の凍結と解凍の繰り返しによる凍害
  • 霧や結露による長時間の湿潤状態
  • 強い紫外線による塗膜のチョーキング・退色
  • 土壁・漆喰・木部など吸水性の高い素材が多い

特に古民家は、現代のサイディング住宅とはまったく違う構造をしています。 屋根はトタンや瓦棒、外壁は板張り・土壁・モルタル・漆喰が混在。 「どこまで補修し、どこを残すのか」という判断と、 それぞれの素材に合った下地処理と塗料選定が求められます。


2. 今回の古民家再生のポイント|使用材料とコンセプト

今回の茅野市古民家再生工事では、以下のようなコンセプトで設計しました。

  • 昔ながらの雰囲気を残しつつ、和モダンな外観にアップデートする
  • 屋根・外壁・漆喰・木部など、素材ごとに最適な塗料・下塗り材を使い分ける
  • 土壁・漆喰の「呼吸」を妨げない施工で、長寿命化と快適性を両立させる

具体的な使用材料は以下の通りです。

  • 屋根:ファインルーフSi ノアール(日本ペイント/屋根用シリコン)
  • 屋根下塗り:1液ハイポンファインデクロ黒などの防錆下塗り
  • 外壁:ファインパーフェクトトップ ND155(ラジカル制御型塗料)
  • 外壁下塗り:土壁がっちり浸透シーラー+適材な下地材
  • 漆喰・軒天など:ケンエース(ヤニ・シミ止め・防カビ性に優れた水性塗料)
  • 木部・付帯部:ブラウン・ブラック系シリコン樹脂塗料

色の組み合わせは、屋根ノアール(黒)× 外壁ND155(柔らかいベージュ〜アイボリー)× 木部ブラウン。 古民家の梁や柱の存在感を引き立たせつつ、落ち着いた和モダンな印象になるよう配色しました。


3. 高圧洗浄と養生|古民家は「水」との付き合い方が重要

工事の第一ステップは、高圧洗浄です。 屋根・外壁・軒天・付帯部に付着したホコリ・コケ・藻・旧塗膜を、専用の高圧洗浄機でしっかり洗い流します。 写真でも分かるように、足場とメッシュシートをしっかりと設置し、 周囲に水や汚れが飛散しないよう配慮しながら作業を行います。

しかし、古民家は現代住宅と違い、土壁・漆喰・木部が水に弱い箇所も多く存在します。 そこで、あさがお塗装では、

  • 水圧を状況に応じてこまめに調整する
  • 水をかけて良い場所・ダメな場所を事前に把握しておく
  • 縁側・サッシ・雨戸・障子まわりは特に丁寧に養生する

といった点に注意しながら作業を進めています。 養生シートでぐるりと建物を包んでいる写真は、 「汚さない」「壊さない」「濡らし過ぎない」という古民家塗装ならではの気遣いの証拠です。


4. 下地処理こそ古民家再生の命|土壁補修〜ケレン作業まで

洗浄後は、外壁の傷み具合を再チェックします。 今回の茅野市の古民家では、

  • 土壁のひび・クラック・欠け
  • モルタル部の浮き・爆裂
  • 木部の傷み・色ムラ
  • 鉄部のサビ

といった症状が見られました。

この段階で重要なのが、「ただ塗る」のではなく、きちんと補修してから塗ることです。 傷んだまま上から塗料をかぶせると、数年でまた同じ症状が出てしまいます。 あさがお塗装では、

  • 土壁の欠損部の補修(カチオン系フィラーなど)
  • ひび割れ補修(Vカット・Uカット・シーリングなど)
  • 木部ケレン(ペーパー・ワイヤーブラシで素地調整)
  • 鉄部3種ケレン(サビの除去・目粗し)

といった下地処理を丁寧に行い、さきほどの写真のようにパッチ補修跡が点々とある状態まで整えてから、次の工程へと進みます。


5. 土壁がっちり浸透シーラーとは?古民家塗装の強い味方

古民家の外壁に多い土壁や古いモルタルは、スポンジのように水を吸い込みます。 そのまま上塗りをすると、

  • 塗料がどんどん染み込んでしまい、ムラになる
  • 塗膜が薄くなり、早期剥がれの原因になる
  • 表面だけ硬く、中はスカスカという状態になる

といったトラブルが起きてしまいます。

そこで活躍するのが「土壁がっちり浸透シーラー」です。 このシーラーは、サラサラとした液体が土壁の内部まで深く浸透し、 弱くなった下地を内側から固めて補強してくれます。

あさがお塗装では、劣化具合を見ながら1〜2回塗り重ね、 上からパーフェクトトップを塗っても問題が出ないだけの強度を確保してから仕上げ工程へ進みます。


6. 漆喰・軒天・和室まわりにはケンエース|ヤニ・シミにも強い

古民家で意外とお客様が気にされるのが、漆喰や室内に近い部分の汚れです。 長年の生活の中で、ヤニ汚れ・雨だれ・カビ跡などがつきやすく、 普通の塗料では「何度塗ってもシミが浮いてくる」ということも少なくありません。

そこで、今回は漆喰や軒天などにケンエースを採用しました。 ケンエースは、

  • ヤニ・シミの抑え込みに強い
  • 防カビ性能が高く、湿気の多い場所に適している
  • 古い塗膜の上からでも密着性が良い

といった特徴があり、古民家のような「歴史ある建物」の改修に特に相性の良い塗料です。


7. 屋根ファインルーフSiノアール|茅野市の気候に強い屋根塗料

屋根には、金属屋根専用シリコン塗料ファインルーフSi ノアールを採用しました。 ノアールは深みのあるブラックで、古民家の佇まいを引き締めてくれる人気色です。

ファインルーフSiの主な特徴は、

  • シリコン樹脂+高耐候顔料による10〜13年クラスの耐久性
  • 紫外線・熱・雪に強く、塗膜が硬くなりにくい
  • 金属屋根専用設計で、密着性が高い
  • 艶のある美しい仕上がり

茅野市の冬は積雪もあり、屋根にとっては過酷な環境です。 ファインルーフSiはこうした条件下でも実績が多く、 塗り替えサイクルを伸ばしたいオーナー様に安心しておすすめできる屋根塗料です。

もちろん、下塗りには防錆力の高い錆止め塗料を使用し、 屋根全体を「錆止め → 中塗り → 上塗り」の3回塗りで仕上げています。


8. 外壁ファインパーフェクトトップ ND155|柔らかく上品な和モダンカラー

外壁には、ラジカル制御型塗料ファインパーフェクトトップ ND155を採用しました。 ND155は、真っ白ではなく、ほんのりと温かみのあるベージュ〜アイボリー系の色で、

  • 汚れが目立ちにくい
  • 周囲の景観・植栽と馴染みやすい
  • 古民家の木部・瓦・ノアール屋根との相性が抜群

という理由から選定しています。

パーフェクトトップの特徴である「ラジカル制御」は、 紫外線によって塗膜が劣化する原因(ラジカル)を抑えることで、 従来のシリコン塗料以上の耐久性を発揮する技術です。

「古民家だからこそ、次の塗り替えまで長く持たせたい」
そんな想いに応えられる外壁塗料が、ファインパーフェクトトップです。


9. 茅野市・諏訪地域で古民家塗装が増えている理由

近年、茅野市や原村・富士見町・諏訪市では、

  • 古民家をリフォームして住み継ぐ
  • 空き家を改装してカフェ・ゲストハウスにする
  • 二拠点生活用の拠点として古民家を購入する

といった動きが増えています。

しかし、内装リフォームだけに目を向けて外回りを後回しにしてしまうと、 せっかくお金をかけた室内が雨漏りや結露で傷んでしまうことも。

「屋根・外壁・漆喰・土壁の保護」は、古民家再生において非常に重要な要素です。 あさがお塗装では、諏訪地域密着の塗装会社として、 これまで数多くの古民家・別荘・田舎暮らし物件の外装を手がけてきました。


10. 古民家塗装の費用感・相場の目安

古民家塗装は、構造が複雑で補修箇所も多く、 一般的なサイディング住宅よりも手間がかかることがほとんどです。

あくまで目安ですが、茅野市・諏訪地域での古民家塗装の相場は、

  • 屋根ファインルーフSi+外壁パーフェクトトップ…150〜250万円前後
  • 屋根のみ・外壁のみの場合…50〜150万円前後
  • 土壁補修・漆喰補修を含むフル改修…200万円以上になるケースも

建物の大きさ、劣化具合、補修の有無によって金額は大きく変わります。 あさがお塗装では、現地調査と写真撮影を行い、 どの部分にどれだけコストがかかるのかを分かりやすくご説明しています。


11. よくある質問(Q&A)|茅野市 古民家再生・塗装編

Q1. 古民家でも本当に塗装して大丈夫ですか?

A. 適切な下地処理と塗料選定を行えば問題ありません。 むしろ、無防備なまま風雨にさらされるより、きちんと保護してあげたほうが建物は長持ちします。

Q2. 何年ぐらい持ちますか?

A. 屋根ファインルーフSiノアールで10〜13年程度、外壁パーフェクトトップで12〜15年程度が目安です。 ただし、方角・日当たり・積雪量によって個体差があります。

Q3. 工事期間はどれくらいですか?

A. 建物の規模にもよりますが、今回のような古民家フル塗装の場合、 だいたい2〜3週間程度を目安にお考えください。

Q4. 屋根塗装と同時に雨漏り調査もお願いできますか?

A. もちろん可能です。板金の浮きや棟のズレ、谷部分の錆びなど、 気になる箇所は合わせて点検し、ご報告・ご提案させていただきます。


12. MEO対策|「茅野市 古民家再生」で検索したお客様へ

このページは、Googleマップや検索で、

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といったキーワードでお調べになった方にも届くよう、MEO(ローカルSEO)を意識して構成しています。 茅野市だけでなく、 諏訪市・岡谷市・下諏訪町・原村・富士見町・北杜市など、 諏訪圏全体から古民家や別荘のご相談をいただいております。

「遠方の業者ではなく、土地勘のある地元の職人に頼みたい」
そんな方は、ぜひ一度あさがお塗装にご相談ください。


13. まとめ|茅野市の古民家再生は、材料選びと職人技が決め手

今回の茅野市玉川・古民家再生工事では、

  • 屋根:ファインルーフSi ノアール
  • 外壁:ファインパーフェクトトップ ND155
  • 漆喰・軒天:ケンエース
  • 土壁下地:土壁がっちり浸透シーラー

という古民家仕様の材料構成で、耐久性と意匠性の両立を図りました。

古民家塗装は、単純な「塗り替え」ではなく、
建物の歴史・素材・住まい方を尊重しながら、次の世代にバトンを渡すための工事だと、あさがお塗装は考えています。

茅野市・諏訪地域で古民家再生・屋根塗装・外壁塗装をお考えの方は、 ぜひお気軽にご相談ください。


14. あさがお塗装株式会社のご案内

あさがお塗装株式会社

〒392-0015 長野県諏訪市大字中洲4561-3

フリーダイヤル:0120-21-3340

対応エリア:諏訪市/岡谷市/下諏訪町/茅野市/富士見町/原村/北杜市 ほか

長野県知事 建設業許可(般-1)第25821号
1級塗装技能士 在籍/建築物石綿含有建材調査者 在籍

屋根塗装・外壁塗装・雨漏り修理・防水工事・古民家再生など、
外装リフォームのことなら諏訪地域密着のあさがお塗装にお任せください。