諏訪市沖田町|アパート4棟のシール工事レポート
2成分MS2NBで外壁サイディング目地をフル打ち替え
長野県諏訪市沖田町で、アパート4棟の外壁シーリング(シール)工事を行いました。
経年劣化によりサイディングの目地シーリングがひび割れ・肉痩せを起こしていたため、
既存シールをすべて撤去し、2成分形変成シリコーン系「ハマタイト MS2NB」でフル打ち替え。
プライマー処理からヘラ押さえまで、シール工事の正しい手順とこだわりポイントを、
諏訪市沖田町の実際の現場写真とともに詳しくご紹介します。
1. 諏訪市沖田町のアパートでシール工事が必要になった理由
今回ご依頼いただいたのは、諏訪市沖田町に建つアパート4棟。 外壁は窯業系サイディング仕上げで、目地には新築時のシーリング材が施工されていました。 築年数が経過し、オーナー様から 「外壁のひび割れやシールの割れが気になる」「雨漏りする前にメンテナンスしたい」とご相談をいただきました。
調査を行うと、目地部分には次のような劣化症状が見られました。
- シーリング材のひび割れ
- 表面の肉痩せ(やせ細り)
- サイディングとの剥離(隙間)
- 場所によってはシールがほとんど無くなっている箇所も
2. 外壁シーリングの劣化チェックポイント
「うちのシールは大丈夫かな?」と心配な方は、次のチェックポイントを一度ご自宅で確認してみてください。
- シーリングがひび割れている
- シーリングの両端がサイディングから浮いている・剥がれている
- シーリングが真ん中からくびれて、痩せて見える
- 硬くなって弾力が無く、押しても沈まない
- 雨が降った後、サッシ周りや室内のクロスにシミが出てきた
こうした症状が見られる場合は、打ち替え・増し打ちのタイミングです。 放置してしまうと、シールの隙間やひび割れから雨水が侵入し、 サイディングの反り・割れ、内部の木部腐食、最終的には雨漏りへとつながっていきます。
3. 沖田町アパート4棟・シール工事の流れ
ここからは、実際に諏訪市沖田町で行ったシール工事の手順を写真付きでご紹介します。 あさがお塗装では、「既存シールの撤去」「プライマー処理」「適切な厚み・幅の確保」を徹底し、 長持ちするシーリングを目指しています。
3-1. 既存シーリングのカッター撤去
まずは、既存の劣化したシーリング材をきれいに撤去するところからスタートします。 カッターで両側に切り込みを入れ、古いシールを丁寧に引き抜いていきます。
撤去が不十分だと、新しく打ったシーリングが古いシールごと剥がれてしまうことがあります。 そのため、「どこまで旧シールをきれいに取るか」が耐久性に大きく影響します。
3-2. 清掃・下地調整
シーリングを撤去した後は、目地底に残ったゴミやホコリを清掃し、必要に応じて バックアップ材の調整や目地幅の確認を行います。 目地の深さと幅は、シール材の性能を発揮させるために非常に重要です。
3-3. マスキングテープ貼り
続いて、目地の両側にマスキングテープを貼ります。 これは、仕上がりのラインを真っ直ぐきれいに見せるために欠かせない工程です。 外壁の模様に合わせてテープを貼るので、職人のセンスと丁寧さが出る部分でもあります。
3-4. プライマー塗布
マスキングテープが貼れたら、目地の両側に専用プライマーを塗布します。 プライマーは、シーリング材とサイディングを強力に密着させる接着剤のような役割を持っています。 使用するシール材は2成分形変成シリコーン系の「MS2NB」。メーカーが指定するプライマーを均一に塗ることで、 剥がれにくく、長持ちするシーリングになります。
プライマーは塗った後すぐにシールを打つのではなく、適切な乾燥時間を取ることも大切です。 気温・湿度によっても変わるため、その日の条件を見ながら作業を進めます。
3-5. MS2NBの撹拌・ガンへの充填
今回使用したMS2NBは2成分シーリング材です。 基剤と硬化剤を指定の比率でしっかり練り混ぜ、手動または機械撹拌でムラなく均一にします。 混合が不十分だと硬化不良の原因になるため、ここも手を抜けない工程です。 撹拌後は、専用のガンに充填して、いよいよ目地にシール材を打っていきます。
3-6. シーリング材(MS2NB)の充填
ガンの先端に取り付けたノズルを目地に沿わせながら、MS2NBを充填していきます。 目地底に空洞ができないよう、ゆっくり・たっぷり・均一に打ち込むのがコツです。
3-7. ヘラ押さえで仕上げ
充填が終わったら、すぐにヘラで目地を押さえます。 目地の奥までシール材を密着させつつ、表面をなめらかに整えていきます。 サイディングの模様や建物のデザインに合わせて仕上げ形状も調整し、 見た目も美しく、雨水が溜まりにくい形に整えるのがポイントです。
3-8. マスキングテープ撤去・養生
仕上げができたら、シーリングが乾く前にマスキングテープを慎重に剥がします。 テープを剥がすタイミングが遅すぎると、シーリングと一緒に切れてしまうことがあるため、 ここも経験とタイミングが重要です。 その後、シーリング材が十分に硬化するまで養生期間を設ければ、シール工事の完了です。
4. 使用材料「MS2NB」とは?特徴とメリット
今回の諏訪市沖田町シール工事では、シーカ・ジャパン(旧ハマタイト)の 「SC-MS 2NB SUPER II」を採用しました。 建築用2成分形変成シリコーン系シーリング材で、数あるシール材の中でも 耐久性・付着性・作業性のバランスに優れたハイグレード品です。
4-1. 2成分シーリング材の強み
- 基剤と硬化剤を混ぜて使うため、硬化が安定しており厚みのある目地でも安心
- 1成分タイプに比べて肉痩せが少なく、長期間弾力を維持
- 高い付着性と耐候性で、外壁サイディングの動きにもしっかり追従
4-2. MS2NBの主な特徴
- 変成シリコーン系で塗装との相性が良く、上から外壁塗装をしても密着性が高い
- 金属・モルタル・ALCなど、さまざまな下地に対応
- 高い伸び性能と柔軟性で、寒暖差の大きい諏訪地域にも適している
- ホワイト・グレー系などカラーバリエーションが豊富で、外壁色に合わせやすい
外壁塗装と同時にシール工事を行う場合、塗装との相性はとても重要です。 MS2NBは上からの塗装仕上げにも適しているため、「シール打ち替え+外壁塗装」をセットで行う 住宅・アパートにはぴったりのシーリング材と言えます。
5. あさがお塗装のシール工事のこだわり
シール工事は一見「ただ目地に材料を詰めるだけ」のように見えますが、 実は下地処理・材料選定・厚み管理・仕上げ精度など、 建物を長持ちさせるうえで欠かせない要素がぎっしり詰まった工事です。
あさがお塗装では、次のポイントにこだわっています。
- 既存シールは原則「撤去のうえ打ち替え」
状態によっては増し打ちをおすすめする場合もありますが、基本は撤去して新しいシールに入れ替えます。 - メーカー指定のプライマーを使用
下地・シール材の種類に合ったプライマーを使い、乾燥時間も守ります。 - 適切な目地設計
目地の幅・深さ・バックアップ材の位置を確認し、シール材が本来の性能を発揮できるように施工します。 - 外壁塗装とのトータルバランス
「今回はシールだけ」「次回は塗装も」など、お客様の計画に合わせてご提案します。 - 諏訪密着のアフターフォロー
施工後も気になる点があればすぐに駆けつけられる距離感を大切にしています。
6. シール工事の費用目安と外壁塗装とのタイミング
「シール工事っていくらくらいかかるの?」というお問い合わせも多いため、 一般的な目安をお伝えします。(諏訪市沖田町の物件の実額とは異なります)
6-1. シール打ち替え工事の費用イメージ
- 足場の有無
- 建物の大きさ・目地の長さ
- シール材のグレード(1成分・2成分など)
これらによって金額は変わりますが、一般的な戸建住宅で数十万円前後、 アパート・マンションでは規模に応じてお見積りとなります。 あさがお塗装では、現地調査・お見積りは無料ですので、お気軽にご相談ください。
6-2. 外壁塗装とのベストなタイミング
シール工事は単独でも行えますが、外壁塗装と同時に行うのが理想です。 理由は次の通りです。
- 足場を1回組むだけで、塗装とシールの両方の工事ができる
- シール打ち替え後にすぐ塗装することで、紫外線からシール材を守れる
- 外壁全体の防水性能を一度に高められる
すでに外壁塗装から年数が経っている場合は、「シール+外壁塗装」のセットプランもご案内可能です。
7. 諏訪市でよくいただくシーリングのご質問Q&A
- Q1. ひび割れている箇所だけ部分的に直すことはできますか?
- A. 可能ではありますが、劣化の進行具合を見て判断させていただきます。 ひび割れが出ているということは、見えていない箇所も同様に傷んでいるケースが多いため、 目地全体の打ち替えをおすすめすることもあります。
- Q2. シール工事中、生活や営業に支障はありますか?
- A. 作業は主に外回りになりますので、室内での生活にはほとんど支障ありません。 ニオイも一般的な溶剤系塗料に比べて少ないですが、気になる場合は事前にご相談ください。
- Q3. 冬の寒い時期でもシール工事はできますか?
- A. 低温時は硬化が遅くなったり、露結のリスクが高くなるため、天候と気温を見ながら慎重に判断します。 諏訪地域の気候を踏まえ、最適な時期と工法をご提案いたします。
- Q4. どのくらい持ちますか?
- A. 使用材料・環境・施工条件によって変わりますが、MS2NBのような高性能2成分シーリング材であれば、 適切な施工を行うことで10〜15年程度の耐久性が期待できます。
- Q5. 見積りだけでもお願いできますか?
- A. はい、諏訪市・沖田町・諏訪六市町村・北杜市周辺は現地調査・お見積り無料です。 写真を送っていただくだけの簡易診断も行っていますので、お気軽にお問い合わせください。
8. 諏訪市沖田町・諏訪六市町村でのシール工事は
「寄り添います!! あさがお塗装」へ
今回の諏訪市沖田町アパート4棟シール工事では、 既存シーリングの撤去からプライマー処理、2成分MS2NBでの打ち替えまで、 一連の工程を丁寧に行うことで、外壁サイディングの防水性能をしっかりと回復させることができました。
「シールが割れてきた気がする」「外壁塗装の前に目地を見てほしい」「アパート・マンションのメンテナンスを計画したい」など、
諏訪市沖田町・諏訪六市町村でシール工事をご検討中の方は、
地元密着のあさがお塗装株式会社へぜひご相談ください。
| 会社名 | あさがお塗装株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 〒392-0015 長野県諏訪市中洲4561-3 |
| 電話番号 | 0266-78-0002 |
| フリーダイヤル | 0120-21-3340 |
| メール | route20@outiook.jp |
| 主な対応エリア | 諏訪市(沖田町・中洲ほか)・岡谷市・茅野市・下諏訪町・原村・富士見町・山梨県北杜市 ほか |
「沖田町のシール工事のブログを見た」とお伝えいただくと、
外壁シーリングの無料点検(写真付き報告書)をご用意いたします。
☎ お電話:0120-21-3340
✉ メール:route20@outiook.jp
諏訪市・沖田町でのシール工事・外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理は、
「寄り添います!! あさがお塗装」にお気軽にご相談ください。


