下諏訪町での外壁・屋根塗装工事ブログ
諏訪郡下諏訪町の集合住宅で行った塗装工事の詳細をご紹介。施工前の劣化状況から補修工程、ALC外壁の爆裂補修、使用塗料、凍害対策、保証・メンテナンスまでをブログ形式でまとめました。
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現場は築年数が経過した集合住宅。外壁・屋根の色褪せ、ひび割れ、鉄部の錆などが顕著で、特にALC外壁では凍害による爆裂(内部の鉄筋が錆びて膨張し、表面が破裂する現象)が見られました。そこで、下地補修から高耐候塗料による仕上げまでを徹底施工しました。
施工前の劣化症状
- 外壁のチョーキング(白亜化)
- ヘアークラックや構造クラック
- ALC外壁の爆裂や欠損
- シーリング材の劣化・硬化
- 鉄部(手すり・庇・階段)のサビ
- 屋根トタンの錆浮きと退色
特にALC外壁の爆裂部分は、鉄筋の腐食が進行すると躯体強度に影響を及ぼすため、早急な改修が必要でした。
施工工程
① 足場仮設・養生
安全性を確保するため足場を設置し、メッシュシートで塗料飛散を防止。
② 高圧洗浄
外壁・屋根に付着した汚れやカビ、苔を150kgf/㎠の高圧水で徹底洗浄。
③ 下地補修(ALC外壁の爆裂補修)
爆裂箇所は脆弱部を除去後、鉄筋の錆をケレンして防錆処理を実施。モルタルや補修材で充填し、平滑に仕上げました。
④ シーラー塗布
外壁に強化シーラーを2回塗布し、塗料の密着性を強化。
⑤ 中塗り・上塗り
外壁は日本ペイント「パーフェクトトップ」、屋根は「パーフェクトベスト」で仕上げ。紫外線や凍害に強い高耐候仕様。
⑥ 付帯部塗装
雨樋・軒天・鉄骨階段も丁寧に塗装し、全体の統一感を実現。
寒冷地ならではの凍害対策
下諏訪町は冬季に氷点下10℃以下になる日が多く、外壁や屋根の凍害が進行しやすい地域です。そのため、柔軟性と防水性に優れた塗料を選定。さらにALC外壁の補修箇所には浸透性プライマーを使用し、再劣化を防止。シーラーを2回塗布することで吸水を抑え、耐久性を確保しました。
近隣・入居者様への配慮
集合住宅の工事では入居者様・近隣への配慮を徹底しました。
- 工事前の近隣挨拶
- 工程表の配布
- 洗濯物干しの制限日の案内
- 車両出入りや駐車場利用の調整
保証制度とメンテナンス
あさがお塗装ではメーカー保証+自社保証のダブル保証を提供。さらに施工後も毎年年末にカレンダーを配布し、簡易点検とヒアリングを行うことで、早期に不具合を発見し対応します。
施工後の仕上がり
新築のような美観を取り戻し、入居者様からは「明るく清潔感が出た」と好評でした。特にALC外壁の爆裂部分はしっかり補修され、凍害や紫外線にも強い仕様で、長期的な安心を確保しました。
塗装工事の費用目安
下諏訪町での外壁塗装工事の費用相場は以下のようになります(建物規模や劣化状況により変動)。
- 30坪程度の住宅:80万円〜120万円
- 40坪程度の住宅:100万円〜150万円
- アパートや集合住宅:200万円〜500万円
ALC外壁の爆裂補修が必要な場合は、補修費用が別途加算されますが、長期的に見れば建物の寿命を延ばし、資産価値を守る投資になります。
素材別の違いと塗装のポイント
ALC外壁
軽量気泡コンクリートで断熱性に優れるが、凍害や爆裂が起きやすいため、補修と防水性の高い塗装が必須。
窯業系サイディング
一般的な外壁材でデザイン性に優れるが、シーリング材の劣化が早いため打ち替えが重要。
モルタル外壁
重厚感があるがクラックが発生しやすい。下地処理と可とう性のある塗料の使用がポイント。
まとめ
今回の下諏訪町での塗装工事では、ALC外壁の凍害による爆裂補修を含め、寒冷地特有の劣化に対応した高品質な施工を実施しました。さらに、費用相場や素材ごとの注意点も考慮しながら、建物ごとに最適なプランをご提案できます。外壁・屋根・付帯部を含めたトータルな改修で、建物の耐久性と美観を大幅に改善。地域密着で施工後も手厚いフォローを行うあさがお塗装にぜひご相談ください。
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