瓦棒屋根の釘浮きと下処理の重要性|諏訪市の屋根塗装はあさがお塗装
屋根塗装において最も大切な工程は「下処理」です。
どんなに高性能な塗料を使っても、下地処理を怠れば数年で塗膜は剥がれ、サビや雨漏りに直結します。
特に瓦棒屋根(金属屋根)では、経年劣化により「釘浮き」が発生しやすく、適切な補修をせずに塗装だけ行うと意味がありません。
本記事では、瓦棒屋根の釘浮き補修(ビス打ち替え)と、塗装前の下処理の重要性について詳しく解説します。
瓦棒屋根とは?
瓦棒屋根は、トタンやガルバリウム鋼板などの金属板を使用した屋根で、日本の住宅や倉庫で広く採用されてきました。
特徴は以下の通りです。
- 軽量で耐震性に優れている
- 積雪に強く、勾配が緩い屋根でも施工できる
- 定期的な塗装メンテナンスが必要
しかし、デメリットとしては「釘浮き」や「錆び」が挙げられます。
特に古い瓦棒屋根では、当時は釘で固定していたため、経年とともに釘が浮いてしまうことが多く見られます。
瓦棒屋根で起こる「釘浮き」の原因
瓦棒屋根の釘が浮いてしまう原因は、主に以下の要因です。
- 熱膨張と収縮:金属は温度変化で膨張・収縮を繰り返し、その力で釘が徐々に押し出されます。
- 経年劣化:長年の風雨により釘周りの下地が劣化し、固定力が低下します。
- 施工当時の工法:昔の屋根はビスではなく釘で施工されることが多く、保持力が弱い傾向があります。
釘浮きを放置すると、強風時に屋根材がバタついたり、釘穴から雨水が侵入し雨漏りの原因となるため、早めの補修が必要です。
釘浮きの補修方法|ビス打ち替え

浮いてしまった釘は、そのまま打ち込み直しても再び浮いてしまいます。
そのため、補修方法としては釘を抜き、ビスに打ち替えるのが最適です。
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ビスはねじ構造のため、釘よりも保持力が強く、長期間固定できます。
さらにビス頭にコーキングを施すことで、防水性も確保され、雨漏りリスクを軽減します。
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塗装前に必要な下処理
釘浮き補修のほか、金属屋根塗装では以下の下処理が不可欠です。
① 高圧洗浄
汚れ・苔・チョーキング粉を除去し、塗料の密着を高めます。
② ケレン作業(錆落とし・目粗し)
サビや浮き塗膜を削り落とし、金属面に細かな傷を付けることで、塗料がしっかり食いつきます。
③ 錆止め塗装(防錆プライマー)
ケレン後の鉄部には錆止め塗料を塗布。酸素や水分を遮断し、錆の再発を防ぎます。
下処理を怠った場合のリスク
- 塗膜が数年で剥がれる
- サビが再発し、屋根の寿命が縮む
- 雨漏りが発生し、内部の木材や断熱材が腐食
逆に、下処理を丁寧に行えば塗料の性能を最大限発揮でき、耐久年数は10年以上に延びます。
実際の施工写真とポイント
今回の現場でも、浮いていた釘をすべてビスに交換し、ケレン・錆止め処理を徹底しました。
これにより、仕上げの塗装がしっかり密着し、長持ちする強い屋根に生まれ変わります。
地域密着のあさがお塗装にお任せください
あさがお塗装は、
諏訪市・岡谷市・茅野市・下諏訪町・原村・富士見町・北杜市・韮崎市を中心に、地域密着で屋根塗装・外壁塗装を行っています。
調査からお見積りまでは無料。現場に合わせた適切な下処理と塗装プランをご提案いたします。
まとめ
瓦棒屋根の塗装で重要なのは、釘浮き補修(ビス打ち替え)と下処理の徹底です。
どんなに高級な塗料を使っても、下処理が不十分では意味がありません。
屋根のサビや釘浮きが気になる方は、ぜひあさがお塗装にご相談ください。
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あさがお塗装
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